呆れた議員達の行状

地方議会の実態から日本を見る

2021-01-01から1年間の記事一覧

風力発電と蠢く町政(124)

一般質問の研究第2弾・林健三議員編 執行権は執行部にしかありませんから町長答弁を!! 四万十町議会12月定例会で、林健三議員の一般質問を全部傍聴した.実に物好きな話であると我ながら思うのだが、この林健三議員は、私にとっては謎の人物なのである。…

風力発電と蠢く町政(123)

質疑か陳情か 武田秀義議員の一般質問の研究 議会の一般質問に立つ時、議会中継によって町民に見られている感が強いせいか、妙な冒頭挨拶をする議員が多い。時候の挨拶、災害見舞等が一般的だが、議会質問はスピーチではないので挨拶等は本来いらないはずで…

風力発電と蠢く町政(121)

「四万十ノande間委託契約書」は実態を語っている 委託事業者名はandeという。会社登記簿によれば、資本金は5万円である。四万十ドラマのHPや地栗ストアの構築実績があり、畦地氏の紹介があったという。議会議事録によれば、地栗ストアの売上は、昨年で5100…

風力発電と蠢く町政(119)

古谷幹夫教育民生常任委員長ー重要な会議の非公開理由が、不可解です。 去る10月18日に教育民生常任員会が開催された。議会事務局掲示板に張り出された委員会開催通知によれば、議事は、「四万十町社会福祉協議会との意見交換会、その他」とある。そして、「…

風力発電と蠢く町政(118)

「猿の議会」議長室の漫談編 戦没者追悼式典が午前中四万会館で開催されたので、議長味元和義と副議長酒井吉祥成功が、遠く十和と大正から本庁舎議会事務局に出向いてきているというので、午後3時半より議長室での面談の運びとなった。面談は当方から申しれ…

風力発電と蠢く町政(117)

「ネット販売」続報 11月18日全員協議会の場で、賑わい創出課野小笹課長と地産外商室の佐竹室長、森武士副町長出席のもと、ネット販売推進事業の今後の方向付けが示された。結論的には、来年2月を目途に協議会存続の下、運営を外部委託し、事務局と会長職を…

風力発電と蠢く町政(118)

令和2年度「ネット販売」補助金4600万円の積算根拠 10月29日、四万十町議会決算特別調査委員会の場で、賑わい創出課小笹課長が、今までに既に交付したネット販売補助金4600万円の単価設定について、以下のことを明らかにした。 小笹課長:リバーノート取材記…

風力発電と蠢く町政(116)

「地域商社」の補助金ビジネスモデル 四万十町賑わい創出課によれば、「地域商社」と命名している町内事業者が4社ある。「株式会社四万十ドラマ」「株式会社四万十ノ」「有限会社宮内商店」「有限会社四万十生産」の4社である。地元商品を手広く扱い(集荷…

風力発電と蠢く町政(115)

「動議」不発 結局9月補正が議会を通過した。「動議」こそ出たが、7対8で否決されたのだ。これで、私を含め四万十町民が誰も望まない「文化的施設」とやらができてしまう。令和4年4月の町長選を跨いで、令和6年の開館が予定されている。「動議」に幾ば…

風力発電と蠢く町政(114)

「文化的施設」一般質問を傍聴した 令和年度四万十議会第3回定例会、9月14日午後1時古谷幹夫議員の一般質問だけ傍聴した。1問目は人口減対策である四万十町の集落単位の人口減予測と要因分析を「地域活性化センター」に委託したと言う事から始まった。一…

風力発電と蠢く町政(113)

「文化的施設」は、中尾博憲の政治家延命策である 四万十町議会9月定例会が9月8日に開会される。この9月補正予算には「文化的施設建設継続費1545801千円」が計上されるという。「継続費」とは何か。注意が必要である。手持ちの財政用語辞典によれば、「継…

風力発電と蠢く町政(110)

「教育研究所だより」は広報誌と思っていたら 平成18年の合併時に突然「教育研究所」なるものができた。旧改善センターの一角にである。人事を若干覗いてみれば、教員退職者の巣窟である。ポスト的には所長、教育相談員、教育支援員、スクールソーシャルワー…

風力発電と蠢く町政(109)

「質問に答えない」政治家の落選運動仕掛編 昨日7月28日午後1:15分から30分間、議長室で味元和義議長と面談した。案件は、「調査特別委員会の議事録を議会HPになぜ掲載できないか。」であった。 回答らしきものは得られなかった。話が全く噛み合わない。 こ…

風力発電と蠢く町政(107)

「水問題」は政争の具か(その2) 議会のフィクサーを自認するー堀本伸一議員の久々の「水問題」質問に対して、中尾博憲町長は、どのように答弁したか。以下である。 中尾博町長:「水問題」は時効でもあり、過料も課した。行政側としてはこの問題は処分済み…

風力発電と蠢く町政(106)

「水問題」は政争の具か(その1) 平成18年の合併以来、いわゆる「水問題」が何回も議会で取り沙汰されてきた。 調査特別委員会による全16回の調査もあった。調査結果により、現職議員田辺哲夫氏の「道義的責任」を問い、全会一致で「辞職勧告」が出された…

風力発電と蠢く町政(105)

「情報公開」が鬼門となる人々を税金で養っている 四万十町総務常任委員会は、議会関連基幹情報である以下の文書についての見解を示した。 委員会議事録:製本まで10ケ月かかり、開示請求しなければ閲覧できない。開示請求者には、文書の特定が要求される。ぞ…

風力発電と蠢く町政(105)

「情報公開」が鬼門となる人々を税金で養っている 四万十町総務常任委員会は、議会関連基幹情報である以下の文書についての見解を示した。 委員会議事録:製本まで10ケ月かかり、開示請求しなければ閲覧できない。開示請求者には、文書の特定が要求される。ぞ…

風力発電と蠢く町政(104)

「裁判記録は重要じゃない」と中尾博憲は言った 四万十町久保川在住の山本たけし氏が、四万十町長中尾博憲を相手取って起こした裁判は、7月 4日に結審する。判決の言い渡しは、9月になるらしい。訴状は、「中尾町長から提案した議員報酬引き上げが違法であ…

風力発電と蠢く町政(103)

「文化的施設」は「子供の未来への投資」という題目 文化的施設構想が持ち上がったここ数年、髄文と図書館視察が繰り返されてきた。 四万十町議会教育民生委員会視察先:岡山県瀬戸内市民図書館、岡山県奈義町立図書館、島根県智頭町立図書館、土佐市立図書…

風力発電と蠢く町政(102)

学校が見せたがらないもの 学校訪問記(窪川高校編) 昨今の学校と行っても、実の所たった二つの地元四万十町の県立高校、窪川高校と四万十高校である。この2校は自分の出身校ではない。出身校は追手前高校である。ここも見せたがらないものがあった。授業で…

風力発電と蠢く町政(100)

少数民族・地元高校生の悩み(四万十高校編) 周りの大人がほっといてくれない、過干渉が過ぎる、じっと大人しく素直な良い子を演じる以外に道がないという諦念を持つに至った仮想四万十高校生のつぶやき ※入学すれば、早速地域の人から入学祝の「心のこもっ…

風力発電と蠢く町政(101)

「文化的施設」意見交換会 先月4月26日に文化的施設意見交換会が実現した。出席者は、私西原真衣、日野地の武吉廣和、貴子陶芸家夫妻、図書館協議委員金子仁氏、まちづくり応援団副団長石坂俊介、元町職員岸本英昭氏である。まちづくり応援団団長岩元寺住職…

風力発電と蠢く町政(99)

四万十町営塾を運営する「founding base 」注意喚起論 四万十町が町を挙げて存続に向けて公費支援している窪川高校と四万十高校の今年の入学者数は、窪川高校28名、四万十高校21名であった。高知県教育委員会高等教育課が設定した、「2年継続して入学者数が…

風力発電と蠢く町政(97)

「議会の見える可を求める陳情」全会一致で不採択 「見える可」がなぜそれほど嫌なのか、なぜこれほど頑なに抵抗しているのか。自信がないからである。自分の発言が記録され、晒され、批判されることが怖いからである。 実に厚顔である。議員の癖に言質を取…

風力発電と蠢く町政(96)

「選択的夫婦別姓の法制化を求める請願」不採択、賛成2、反対5 賛成議員:村井真菜、岩井優乃介、反対議員:味元和義、橋本章央、中屋康 昨日4月14日に四万十町議会総務常任委員会を傍聴した。「選択的夫婦別姓の法制化を求める請願」の紹介議員は村井真…

風力発電と蠢く町政(94)

覚えがめでたい人 私は昨今変じゃないかと思ったことが幾つかある。まず少し前のことになるが、教育委員会に傍聴に行ったら、会議資料として配布された教育研究所運営委員会の名簿に、教育委員の石碕豊史氏の名前があったのである。教育委員会とは合議体の執…

風力発電と蠢く町政(93)

図書館長内定とバカ町長の発情の因果関係 図書館協議会を傍聴した。「図書館員の皆様へ」というタイトルの私からの質問が、引用元資料と共に委員に配布された。協議会開催前日「質問状」を自分の意志で全委員に配布すると林課長に宣告していたので、早速先手…

風力発電と蠢く町政(90)

「静かにしろ」と言われた 過去の古巣である四万に十町議会に、「議会の見える化を求める陳情」を提出し、予想外に普通に受理され、おまけに付託された総務常任委員会の委員長緒方正綱議員から、「陳情趣旨の説明のため出席依頼」を受けたので、賛同者3名を…

風力発電と蠢く町政(89)

予算書を読む 知人から転送されたface book投稿者は、これまた知人の酒井紀子氏であった。「予算ってなにもの、ミクロからマクロまでの四万十町企画課政策監大元学氏による予算書講座第1弾開催予定」というような内容であった。会場は地域振興局2回で午後…

風力発電と蠢く町政(88)

体罰教員名は非開示 2月5日に高知地裁の藤倉徹也裁判官が下した判決に目がいった。高知県教育委員によってなされた「高知県公立学校の体罰事故に関する報告書」を開示請求した神戸大学馬場健一教授が起こした取り消し訴訟である。高知県教育委員会が下した…