呆れた議員達の行状

地方議会の実態から日本を見る

2019-01-01から1年間の記事一覧

風力発電と蠢く町政(34)

「 外国人青年招致招致事」を止めさせたい、と長年思い続けている。理由はいくつかある。まず、自分自身が英語塾の経営経験が20年ほどある中で、ALT(外国語指導助手)が入った授業によって、英語塾の塾の生徒の英語力が向上したという実感が持てたことが一…

風力発電と蠢く町政(31)

陳情請願制度について、四万十町議会は、非常に運用におかしな点がある。議会のHPに記載されている通り、陳情、請願は誰にでも保障されている政治参画の手法の一つである。ただし、匿名では受理できない。出所(氏名、住所)を明らかにして、議会に対して公…

風力発電と蠢く町政(30)

連日で総務常任委員会を傍聴した。目的の請願審査である。この請願の件名は、「オリックス株式会社による大藤風力発電計画の不許可及び町有地を提供しないよう求める請願書」である。紹介議員は、武田秀義、岩井優ノ介、村井真菜議員の3名であり、このライン…

風力発電と蠢く町政(29)

12月5日、四万十町議会総務常任委員会を傍聴した。陳情、請願審査である。傍聴の目的は、風力発電関連の請願2件であったが、継続審査となっている、沖縄の基地関連の陳情2件の審査から始まった。意見書とは、通常内閣や国会に対してなされる意志表明である。…

風力発電と蠢く町政(26)

訂正事項ができた。11月15日の全員協議会で、政治倫理条例の見直しが、議題に上がったと書いたが、関連で、[政治倫理条例の見直しの諮問書と答申書が全議員に配布されていない」と書いたが、答申書が配布されていた。訂正して、答申書を公開する。 www.dropb…

風力発電と蠢く町政(25)

四万十町議会槙野章議員の全員協議会謝罪事件を受けて、私の脳裏には、自身が議場で陳謝を命じられた、記憶が実に鮮やかに蘇る。まず、思い出されるのは、平成27年9月定例会の問責決議に至った案件である。平成26年4月の町長選と同期した四万十町議会議員補…

風力発電と蠢く町政(24)

11月15日開催の四万十町議会全員協議会のことを書いた。この日の議題は、1(執行部からの説明) 風力発電町有地賃貸証明書について、2.政治倫理条例の見直しについて。3、聞き取り調査について、4その他、であった。議題1については議員発言を含めて詳し…

風力発電と蠢く町政(22)

前回、中尾四万十町長が前参議院選挙の時に高野光二郎の選挙カーに同乗していた件を書いた。記事投稿後、ふと町長は、特別職公務員でも常勤だから、日中堂々と選挙カーに乗っていたのかと、改めてふと「いやな感じ」が胸に来たので、総務課に電話して確認を…

風力発電と蠢く町政(21)

下元昇四万十町議会議長の反応のおざなりさに実にげんなりしたが、手をこまねいている訳にもいかない。そこで、次の一手は四万十町総務常任委員会への公聴会開催への請願提出を画策している。公聴会とは、アメリカ議会委員会が政府関係者や利害関係のある民…

風力発電と蠢く町政(20)

このブログを開設して初めて、コメントが来た。匿名である。匿名のコメントに非常にありがちなことだが、「元々気に喰わない人間相手に、鬱積と憤懣を晴らしてやった」的印象が強いコメントであった。内容は概ね以下である。 「町民は落選して嬉しい。落選し…

風力発電と蠢く町政(19)

引き続いて、議会委員会の件を書く。まず議会の委員会活動は、全くその内実が知られていない。私自身は長年議会ウオッチャーであったので、自らで議会に陳情を提出し、それが付託された委員会の傍聴に何度も通った経験もある。議員歴は僅か5年であるが、議会…

風力発電と蠢く町政(17)

議員報酬引き上げ時に、要望書を中尾町長に提出したのは、当時の議長酒井祥成である。議会運営委員会にかけて異論がないと判断した結果であった。異論がないではなく、異論を黙殺したのである。勿論誰も、「議会は、合議制の議決機関であるので、議員報酬引…

風力発電と蠢く町政(12)

先日、森副町長室を訪ねた。この人物には,複雑な思いがある。数年前、議員時代に、ある四万十町出身人物と関わった。この人は、長年東京都在住であったが、姉妹が高知県檮原町にある「みどりの家」と言う名称の障碍者支援施設に入所しており、当該施設から…

風力発電と蠢く町政(11)

職場で異性トラブルが発覚し、それが現職議会議員槙野章とその議会が置かれている地方公共団体(自治体の法律用語)女性職員との間の物であり、尚且つ当該公女性職員は既婚者であり、その配偶者も同一地方公共団体に勤務しているというケースである。 無論現…

風力発電と蠢く町政(8)

加計学園の裁判記録を見ながら、なぜ補助金行政にこれほどの公正さや説得力が欠けているのだろう。補助金を交付する側にも、交付される側(補助事業者)にも、物事が明らかになる事への忌避心理のようなものがある。これは、なぜだろう、この不透明さにこそ…

風力発電と蠢く町政(7)

前にも書いたが、加計学園問題の本質は、直感的には安倍政権と加計孝太郎氏が共謀した、公金の不法な詐取である。が誰もそれを国会の場で明らかにできなかった。これは、既に議会制民主主義の崩壊を意味していないか。文書を出さない、証人喚問に応じない、…

風力発電と蠢く町政(4)

去る9月18日に、「四万十町ふるさとの自然を守る会」は、9000筆を超える署名を、中尾博憲町長に提出した。以下は、四万十町ふるさとの自然を守る」のHPに記載された記事の抜粋である。 提出者の一行には、代表者の佐藤さんをはじめ、四万十ブランドを支える…

風力発電と蠢く町政(3)

知人がface book に投稿した、一枚の写真には目を見張った。オリックス社が町に送付してきた「方法書」とに記載されている、「風車の立地点及びその影響圏の等距離線圏内(4km まで)にある家屋、公共施設等」の図である。知人はこの地図に、海洋堂ホビー館…

風力発電と蠢く町政(2)

四万十町議会での風力発電関連質疑には必ず次の4点に焦点が当てられた。 1.四万十町景観保護条例違反にならないか。又高知県四万十川保全条例違反にならないか。 2.風車設置工事に伴って排出される莫大な土砂は、土砂災害を誘発し、四万十川を汚濁させ、…

風力発電と蠢く町政(1)

オリックス社の動きと町動向を追って, 議会の傍聴に通っていた時期に、偶々目にしたface book 投稿写真がある。投稿者は、役場企画課坂本仁氏であり、キャプションと写真からするに、役場庁舎前のアジアナカフェにて、武石俊彦県会議員、武田秀義町会議員、…

大藤風力発電から四万十町議会を見る(4)

大藤風力発電質問第2弾、令和元年第3回四万十町議会 9月18日 今回も、たまげた答弁連発議会でした。見方によっては、議会は面白い。 岩井優ノ介議員:私は反対の立場から質問する。ドイツのZDFが作成した「風車から出る低周波音被害を追って」という番組を…

大藤風力発電から四万十町議会を見る(3)

傍聴して、驚愕した、9月17日、令和元年第3回四万十議会定例会編 武田秀義議員:四万十町は四万十川で全国アピールしているではないか。ふるさと納税、東京事務所開設と移住定住、地産外商に観光振興(現在十和御成婚の森から十和道の駅までジップラインの…

大藤風力発電事業から四万十町議会を見る(2)

請願紹介議員の武田秀義議員と村井真菜議員の説明、請願提出代表者佐藤さやさんの説明が済み、質疑応答が始まった。 下元昇議長発言 [町は、町有地を適正な価格で事業者に貸す意向であり、議決事案とならないので、特別調査委員会は立ち上げない。予算化す…

大藤風力発電から四万十議会を見る(1)

大藤風力発電の勉強会に行って良かった。北海道から駆けつけてくれた市川守弘弁護士は、大規模風力の問題点を実に具体的に、分かり安く解説してくれた。以下が概要である。 四国は電気が余っている。発電した電機は首都圏へ送られる。原発も風力も立地は過疎…

高知県四万十町議員報酬引き上げ実態(1)

高知県四万十町の皆さん、町民の議員報酬についての意見は下の円グラフに示されています。このグラフ公表されませんでした。議会HPにも議会だよりにも載せませんでした。なのに議員報酬は、平成30年12月に月額45000円も引き上げられました。理由は「子育て世…

高知県四万十町議員報酬引き上げ実態(3)

平成25年のアンケートは定数と報酬に関するものでした。町民2000人を対象に実施したアンケートの報酬部分の設問ではあえて期末手当には触れず、議員年金の廃止だけが書かれています。以下でご確認ください。 www.dropbox.com 期末手当については知られたくな…

高知県四万十町議員報酬引き上げ実態(2)

現在の議員報酬の一覧表を作成しました。 www.dropbox.com 1月27日の改選で当選した議員は上の報酬を支給されます。当時議員であった 私西原真衣は、会議の席で、議員報酬引き上げの要望書を中尾町長に提出したので、これからは委員会活動を活発にするように…

高知県四万十町議員報酬引き上げ実態(4)

www.dropbox.com 議会とは運営するものであり、「議会運営委員会で決めたことは、遵守すべし」と、四万十町議会運用基準に書かれているそうです。「決めた」、って採決も取らず、単なる暗黙の了解、申し合わせでしかないじゃないですか。条例改正議案である…