呆れた議員達の行状

地方議会の実態から日本を見る

2022-01-01から1年間の記事一覧

地方議会から日本を見る(5)

四万十町議会選挙に向けて「文化的施設」アンケート実施 「文化的施設事業の休止を求める請願」否決を受けて、改選後の「文化的施設」動向を探る目的でアンケートを実施した。対象は、立候補予定者である。町議選の争点としたいとの思いもあった。四万十町有…

地方議会から日本を見る(4)

請願叶わず 「四万十町文化的施設事業の休止を求める」請願は、7対6で否決された。請願署名者としては、予測通りとはいえ、新ためて憤懣やる方ない。投票行動も完璧に予測取りであった。先に結論ありきの議会だということである。互いの議論に影響を受けな…

地方議会から日本を見る(3)

「文化的施設一時休止」を求める署名活動 当初の16億円から23億円に総事業費が膨れ上がった四万十町文化的施設の規模縮小を求める署名活動が進行中らしい。賛成である。当方も署名したい。残念ながらまだ署名容姿が届かない。署名に賛同している現職議員には…

地方議会から日本を見る(2)

まちなか再生「戦略本」の顛末 「戦略本」とは何か。殆どの四万十町民はその存在さえ知らないでいる。大半は町役場に秘かに保管されている。この作成に四万十町は800万円を費消した。 まず「戦略本」策定プロセスと現況を時系列で整理してみたのが以下である…

地方議会から日本を見る(1)

選択的夫婦別姓アンケートに回答拒否 ー高知県議会自民党会派19人全員 この記事を目にしたのは、今年の4月2日の地元高知新聞である。アンケートの実施主体は、高知県内14の女性団体とある。直に議員の会派控室に持参し、郵送かファックスでの回答を要請した…

風力発電と蠢く町政(133)

老害議員と子供の未来 「文化的施設サービス計画案」に対する3件のパブリックコメントを読んだ。3件24項目である。前回の記事で、早とちりがあった。十和在住の3名の女性の意見を感知したつもりだったが、推測が一部外れていたことに気が付いたので訂正し…

風力発電と蠢く町政(132)

四万十町HP「町長の部屋」より転載 落選運動-中尾博憲町長候補ってこんな人です 「文化的施設」の裏側が語る中尾博憲像 その1.教育委員会の実態 岡澄子教育は、委員会半年欠席でも満額報酬を受け取っている。文化的的施設整備推進準備室との重要協議に半年…

風力発電と蠢く町政(130)

落選運動ー味元和義ってこんな人です!!! 四万十町議会HP「議員紹介」より転載 政治家の判断材料は、何といってもその政治家としての発言内容であると私は固く信じている。そこで、今までに収集した幾つかの味元和義議員(四万十町議会議長)の注目問題発…

風力発電と蠢く町政(128)

「個人情報」の倒錯 以下の事項は個人情報なのかを考えてみた。 1.議会に対する陳情、請願の提出者の氏名、住所 2.情報公開の開示請求者の氏名、住所 3.町職員の時間外勤務実態調査アンケート(四万十町議会総務常任委員会主催)における記入内容 1、…

風力発電と蠢く町政(127)

「判決」と「監査結果」の不都合 住民監査制度は、直接請求権の一種である。陳情、請願の提出もそうだ。議会の解散請求、議員や公務員の解職請求もそうだし、住民投票を議会に請求するのもそうである。が、殆んど使われていない。まず署名集めが大変過ぎる。…

風力発電と蠢く町政(126)

判決文の行方 「判決文は町民に公表すべきである」と考えた。これは住民監査請求を経た住民訴訟であるからであり、公用車で起こした事故の損害賠償とか、税の滞納督促に関する当事者間の訴訟の類ではないからである。ところが、これを提案すれば、それを全く…

風力発電と蠢く町政(120)

「維新」小学校長に訓告する 大阪市立木川南小学校、久保敏校長の「提言」は維新松井一郎市長によって「訓告」対象となった、という報道がなされたのは、2021年月21日付の朝日新聞である。 コロナ禍で、学校閉鎖と授業のオンライン化が急迫状態となり、ギガ…

風力発電と蠢く町政(125)

「判決は棄却」だが「監査請求却下は不適法」 住民監査請求を経た住民訴訟の判決が出た。原告(四万十町民)の訴えは棄却(退けられた)された。被告(四万十町長中井博憲)の言い分が認められ勝訴した。私はこの結果が意外でもなく特に憤慨も覚えなかったが…