呆れた議員達の行状

地方議会の実態から日本を見る

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

風力発電と蠢く町政(25)

四万十町議会槙野章議員の全員協議会謝罪事件を受けて、私の脳裏には、自身が議場で陳謝を命じられた、記憶が実に鮮やかに蘇る。まず、思い出されるのは、平成27年9月定例会の問責決議に至った案件である。平成26年4月の町長選と同期した四万十町議会議員補…

風力発電と蠢く町政(24)

11月15日開催の四万十町議会全員協議会のことを書いた。この日の議題は、1(執行部からの説明) 風力発電町有地賃貸証明書について、2.政治倫理条例の見直しについて。3、聞き取り調査について、4その他、であった。議題1については議員発言を含めて詳し…

風力発電と蠢く町政(22)

前回、中尾四万十町長が前参議院選挙の時に高野光二郎の選挙カーに同乗していた件を書いた。記事投稿後、ふと町長は、特別職公務員でも常勤だから、日中堂々と選挙カーに乗っていたのかと、改めてふと「いやな感じ」が胸に来たので、総務課に電話して確認を…

風力発電と蠢く町政(21)

下元昇四万十町議会議長の反応のおざなりさに実にげんなりしたが、手をこまねいている訳にもいかない。そこで、次の一手は四万十町総務常任委員会への公聴会開催への請願提出を画策している。公聴会とは、アメリカ議会委員会が政府関係者や利害関係のある民…

風力発電と蠢く町政(20)

このブログを開設して初めて、コメントが来た。匿名である。匿名のコメントに非常にありがちなことだが、「元々気に喰わない人間相手に、鬱積と憤懣を晴らしてやった」的印象が強いコメントであった。内容は概ね以下である。 「町民は落選して嬉しい。落選し…

風力発電と蠢く町政(19)

引き続いて、議会委員会の件を書く。まず議会の委員会活動は、全くその内実が知られていない。私自身は長年議会ウオッチャーであったので、自らで議会に陳情を提出し、それが付託された委員会の傍聴に何度も通った経験もある。議員歴は僅か5年であるが、議会…

風力発電と蠢く町政(17)

議員報酬引き上げ時に、要望書を中尾町長に提出したのは、当時の議長酒井祥成である。議会運営委員会にかけて異論がないと判断した結果であった。異論がないではなく、異論を黙殺したのである。勿論誰も、「議会は、合議制の議決機関であるので、議員報酬引…