呆れた議員達の行状

地方議会の実態から日本を見る

2020-01-01から1年間の記事一覧

風力発電と蠢く町政(50)

請願は採択されたけど 3月定例会で、ヤイロチョウのさえずるまちづくり条例の制定を求める請願が採択された。反対意見は4名、橋本章央議員、槙野章議員、林健三議員、味元和義議員である。反対理由は、林業振興と相いれない、請願内容そのまま条例化するのは…

風力発電と蠢く町政(70)

風力発電はどうなる 大藤風力発電所は、予想出力が146MW(最大設置基数49基)で、実現すれば日本最大級となる。伊方原発の発電能力が、運転終了となった1号基と2号基を覗いた3号基だけで85万kwなので、伊方原発3号基のおよそ1/6の出力となる。四国電力HPによ…

風力発電と蠢く町政(76)

スターパイロットの三浦さんの講演を聞きに行った 昨日スターパイロットの三浦さんの講演を聞いた。後半半分だけであったが。案内パンフレットにはこう書かれている。 子どもに絵本や読書の橋を架ける連講座第3回 今はまだない世界を見つけるために このタ…

風力発電と蠢く町政(75)

シンポジュームに行って来た シンポジュームに行って来た。全体として退屈した。それで途中で抜け出して日曜日の緑林公演を散策した。親子連れでにぎわっている。森のピアノを弾いている兄弟がいた。その傍らで母親らしき人がスマホにその姿を収めようとして…

風力発電と蠢く町政(74)

四万十公社と新図書館 まず私の知る公社沿革を概観する。公社というのは公益財団法人四万十公社の事である。こ公社母体は、松場川温泉と緑林公演と四万十会館を管理運営するために設立された地域振興公社である。窪川町の中平和夫町長時代の事である。その後…

風力発電と蠢く町政(73)

下元昇四万十町議会議長は嘘をつく 面談を申し入れたのは裁判の提訴人である山本たけし氏である。山本氏の同意を得て面談に参加した。高知新聞社の井上記者が現れた、事前予告がなかったらしく、しばしの問答後に傍聴席が用意された。文書で正式に申しれた面…

風力発電と蠢く町政(72)

被告準備書面から学術会議を見れば 学術会議の任命を巡って、国会の閉会中審議が中継されている。「学問の自由」というのがこれほど表に出てきたことは昨今記憶にないし、この事件をきっかけに「学問の自由」について自分ながらに考えてみた。今まで特に意識…

風力発電と蠢く町政(71)

酔っ払い男はなぜ女に電話したがるか 議員時代以来久しくなかったが昨夕、酔っ払い匿名男が私に電話をかけてきた。匿名、酔っ払い、憂さ晴らし電話である。性別はもれなく男である。議員であり(あった)、女であるから電話したくなるのである。憂さ晴らしに…

風力発電と蠢く町政(69)

議事録がおかしい 裁判の次回公判は、10月13日である。裁判は非常に悠長で、書面の受け渡しと次回日程の決定で10分程度で閉会になると噂では聞いていたが、それは本当だった。私はこの裁判の行方には絶大な関心を寄せている。というのも四万十町議会は、議事…

風力発電と蠢く町政(68)

複合文化施設は必要か 複合文化施設計画が進んでいる。総事業費16億円で、建物、内装、備品が賄われると言う事らしい。ところが、巷では 「そんなものそんな金をかけて、なんで今頃いるんだ」だという声が大きいと聞く。じつに尤もな意見だと思う。役場玄関…

風力発電と蠢く町政(67)

議会の傍聴の勧め 全員協議会を傍聴した。武田秀義議員と吉村アツ子議員が開会時間になっても現れず、委員会室では、以下のようなやり取りが発生した。 味元和義議員:たいしたことない案件だからわざわざ仕事を休んでまで来んのじゃないか。 長谷部事務局長…

風力発電と蠢く町政(66)

図書館が暗い 四万十町立図書館が暗い。「ウワツ、なんか災害時みたい。」と咄嗟に思うほど暗い。そう言えば入り口に張紙がしてある。「照明が故障しています。御迷惑をおかけします。」というやつである。カウンターに居る知り合いの図書館職員とこれを話題…

風力発電と蠢く町政(65)

請願審査の行方 7月14日に総務常任委員会が開催され、請願審査部分した。古幹夫委員長は、企画課の中井四万十川振興室長、山本企画課課長を委員会に呼んでいた。企画課が説明のために持ち込んだ資料が以下である。 資料1:風力発電アセスに係る参考項目の見直…

風力発電と蠢く町政(64)

道の駅が公の施設であるいうこと 「アグリ窪川」は高知県内では有名な、四万十町道の駅である。ここは指定管理者制度によって公設民営型で運営されており、指定管理者が株式会社アグリ窪川となっている。指定管理者制度の直截な定義は、「公の施設の管理運営…

風力発電と蠢く町政(63)

風力発電の行方を追う オリックス社の風力発発電建設計画で最も気になるのは、超低周波音(20htz以下)による近隣住民の健康被害そして、保安林解除や林道拡幅工事による土砂災害である。 経産業省風力部会環境審査顧問化の議事会議資料によれば、オリックス…

風力発電と蠢く町政(62)

「サービスデザイン推進協議会」と何だか似たようなことがシマコンで起きている 「サービスデザイン推進協議会」と何だか似たようなことがシマコンで起きている四万十町議会6月定例会が閉会した。シマコンについて水間淳一議員より質疑が出た。 「シマコンと…

風力発電と蠢く町政(61)

風力発電問題一般質問こもごも 6月17日に大藤風力風力発電計画について一般質問があった。質問者は村井真菜議員である。傍聴した知人夫婦より情報提供を受けた。 村井議員:風車による健康被害が出れば(低周波音被害という言葉は使わなかった)町が補償する…

風力発電と蠢く町政(60)

議事録を取らない 今朝、メールソフトを開くと、Change.orgから、「森友学園の問題で公文書改竄を指示した疑義を持たれている元佐川宣寿理財局長の国会召喚を実現して下さい」署名の経過報告が送られてきていた。何でも野党の森友問題合同再調査チーム座長の…

風力発電と蠢く町政(59)

高校魅力化って何だ 今年度の地元窪川高校と四万十高校の入学者数が逆転した。人口1万人規模の窪川地区の新規入学者数が12人で、人口3000人規模の大正、十和地区の四万十高校の入学者数が19人であるという。ついでに「みんなの高校情報」という口コミサイト…

風力発電と蠢く町政(58)

中尾町政と縁故主義 先日のこと、四万十町職員が、総勢711人にも膨れ上がっていると知って、仰天した。 正規職員351人、非正規職員360人という内訳である。 尤も正規職員41人分は、西部特別養護老人ホーム組合の解散に伴う、四万十町直轄の特老のに伴うもの…

風力発電と蠢く町政(57)

コロナ禍のオンラインシンポジューム 四万十町の女性町議は「日本全国で自然エネルギーの名の下に自然を破壊している。これだけの豊かな山や川、海を手放して得るものとはいったい何なのか。住民が幸せになれない施策はしてはいけないと思う。コロナ禍の今、…

風力発電と蠢く町政(56)

ドローン・ドローン コロナ禍対策たけなわである。ZOO会議もたけなわである。町設塾「じゅうく」も三密を回避する目的でZOOM授業を配信しているとか。何と今の「じゅうく」講師には、韓国語や文学について配信できる、知識、技能の持ち主もいるとかである。…

風力発電と蠢く町政(55)

性教育の必要性について、教育長の言動から考えてみた 女子中学生との個人的な親交がSNS上で発覚し、20代男性講師が懲戒免職になった事件の報告を受けた。生徒の個人情報保護のため「決して口外しないように」と念を押された、講師名、生徒名は共に伏せられ…

風力発電と蠢く町政(54)

委員会資料を開示請求したら 開示請求の結果通知が来た。請求相手が、中尾博憲四万十町長は、「開示」である。が、請求相手が下元昇四万十議会議長は、「非開示」であった。理由は、「不存在(委員会報告書が未提出の為)」と記載されていた。以下である。 ww…

風力発電と蠢く町政(53)

議会が職員時間外勤務をどう審査したか 4月21日総務常任委員会を傍聴した。議事は、 事件1:職員の時間外手当について 事件2:執行部からの説明について 事件3:その他 以上が議会HPに掲載されていたので、傍聴に行くことにした。事件1は、古谷幹夫委員長…

風力発電と蠢く町政(51)

官僚的言語不明瞭 コロナ禍の最中、知人の岸本氏が精力的に動いてくれて、大藤風力発電を考える会の立ち上げに奔走してくれた。現職議員と感心を持つ町民有志が一堂に会して、通り一遍に風力発電賛成、反対ではなく、この巨大開発事業が、町にとってどのよう…

風力発電と蠢く町政(46)

昨日は「文化的施設と育つ会」主催の「ARCさんを囲んでの」文化施設懇談会」に出た。ARgさんとは一体何か。Academic Resourece Guideさんである。実に大仰なお名前である。私としてはこの機会にAcademic Resourece Guideさんに是非とも聞きたいことがあった…

風力発電と蠢く町政(45)

2月20日の9:30から四万十町議会教育民生員会が開催された。付議事件2が、複合文化施設となっていたので傍聴に出かけた。とにかく図書館のことは気になるのである。櫂は、林生涯学習課課長が、経過報告目的で招聘されていた(事前確認済み)。ところが、今回…

風力発電と蠢く町政(44)

予算の可決と否決 平成31年度当初予算案に対して、質疑の後に岩井優ノ介議員から反対討論が出た。 反対意見の趣旨は、「10月に予定されている消費税増税対策であるプレミアム商品券予算等を織り込んだ予算編成となっているから、消費税増税反対の立場で予算…

風力発電と蠢く町政(42)

ああ図書館、されど図書館 「図書館ってどんなところ」 高知県の小学生は「図書館」について、「どんなところか知らない」とされているらしい。「図書館ってどんなところ」というのは、四万十町人材育成センターが「地域つなぐ人材育成事業」の一環で実施し…