呆れた議員達の行状

地方議会の実態から日本を見る

風力発電と蠢く町政(130)

 落選運動ー味元和義ってこんな人です!!!

f:id:saibaramakinu:20220226073959p:plain

四万十町議会HP「議員紹介」より転載

政治家の判断材料は、何といってもその政治家としての発言内容であると私は固く信じている。そこで、今までに収集した幾つかの味元和義議員(四万十町議会議長)の注目問題発言を紹介したい。

味元和義:この報酬額になれば高知県町村議会で何番目くらいの高さになるか(オフレコ)

酒井祥成(当時議長):一番高くなる(オフレコ)

注釈:議員報酬引き上げの要望町長提出の報告会(全員協議会)の場での発言、発言直前に議事録に残らないように録音を止めるよう味元和義議員が示唆、酒井祥成議長が応諾

味元和義:西原議員は、議会で決まったことを守らない議員だから意見を聞く必要はない。議会で決まったことを守らなかった4人の議員に、西原議員同様、懲罰を与えるべきだ。議長の権限は強い。議長が決めたことには従わなくてはならない。

注釈:懲罰とは、一連の私西原への問責決議、辞職勧告、公開の場での謝罪文の朗読、出席停止措置(すべて全会一致)の事を指す。この発言を受けて、岩井優之介議員、武田秀義議員、下元真之議員、中屋康義委に厳重注意文が議長酒井祥より朗読の上手渡された。上記4人は議員報酬引き上げ議案に反対討論の上反対したからである。

「議会で決まった事」とは、議運や全員協議会の場での単なる申し合わせ事項を指す。この事項とは、四万十町議会運営基準の181と182に記載されている。議会運営委員会で決まった事が議会の内規とされ、内部圧力により、服従を要請される、過去に「町民に対して議会の内規とやらを説明し、了解を得た事でもあるのか。」と質問してみたが、彼らは誰もうんともすんとも言わなかった。要は答える能力に欠けているだけである。

www.dropbox.com

この2項目が追記された、質問による事前調査なく有効な議会質疑は不可能である。議員としての活動を不当に制止する目的の項目、これが味元和義議員のいう「議会で決めた事」の中身であり、地方自治法上、明らかに不当な越権行為が味元和義議員によれば「議会で決めた事」となるという愚劣さである。所詮は、議会内部の愚劣な政争に過ぎない。私が邪魔だったのである。

味元和義:民間は汗をかいている。行政は汗をかいていない。民間であれば潰れる。

米々フェスタに職員が土日出勤している。民間委託の方が経費が削減できる。

(職員の時間外手当についての質疑の一般質問の場で)

注釈:米々フェスタにおける人件費の資料(民間委託と役場職員の時間外手当とのコスト比較資料)を基に担当課よりの説明があった総務常任委員会の場に味元和義議員の姿はなかった。今議長味元も加わる総務常任委員会は、職員のメンタルヘルスの改善を目的とした非公開前提の「職員の時間外勤務の実態調査」を実施中である。職員の時間外勤務の問題の本質は、時間外手当目当ての本来不必要な時間外勤務の横行であり、民間企業のような残業の暗黙の強制や残業代未払の横行とは全く実態が異なる。四万十町においてそのようなものは発生しようがない。「時間外勤務が必であるという自己申告が、管理職によって易々と認められている」だけである。「時間外手当」に対する味元和義議員の問題意識には全く整合性がない。時々の思い付きを出まかせで吹聴しているだけである。これで「詐欺師」を自称しているとも聞く。詐欺師は普通、遥かに知能が高くないか。

味元和義:今回は、議会に新しい風が吹いて良かった。

定例会閉会後の挨の場で、橋本章央議員が自身の一般質問「小さなおうちプロジェクトについて」の中で執行部からの多くの提案を引き出せた、を称して「議会の新しい風」と称した)

議事録によれば橋本章央議員は、一般質問中で、本人が当時受け取っている補助金木材加工流通事業補助事業費補助金の補助率の引き上げや、コンサルタント委託料の補助経費対象化を町長中尾博憲に要請している。おまけに「反問権」を使った、提案を執行部に求めている。情報筋によれば、事前に執行部側の人間10人相当を回って、議場で「提案してくれ」と要請したと言う。議員の地位を利用した露骨にして破廉恥な利益誘導であるが、ここまで臆面ない所作を見れば、おそらく本人にその自覚が一切ないのだろう。ここも知能のレベルを疑わざるを得ない。元々「反問権」とは、質疑の意図を把握する目的で執行部の方から議員に対して質問することを指す。橋本章央議員もさることながら、味元和義議員の閉会後の上記のセリフを聞く限りでは、「反問権」の何たるかを橋本章央議員同様、議事整理を司る議長でありながら味元和義議員は全く理解せず、従って議場における「反問権」の誤った行使時の注意喚起も出来ていない。要するに彼らは法令を一切理解しないまま、手慣れた選挙という手仕事と勘だけに頼って議員をやっているのである。法令を理解しない限り、行政(彼らは少なくとも議員より遥かに法令を理解し運用している)の監視は不可能であり、議員の振りをしながら執行権の寄生物として執行権に阿りながら禄を食む以外の道筋はなくなるのは自明の理である。ここで、私自身が見聞する機会を持った彼らの選挙のやり方の一端を紹介したい。前回の町議選時の事である。味元和義は、地元大正の選挙前の個別訪問時に、議員報酬引上げ議案に反対討論に立った私を意識して、「西原は実は議員報酬は30万円と裏で言っていた」と地元有権者に吹き込んでいるという情報が地元の人から私に提供された。その提供者とは、議員報酬引き上げ議案可決後の緊急集会の議事録を私から受け取り、地元で配布した人物である。選挙の告示前の事である。実はこの同じ議事録が、原告山本たけし氏による住民監査請求と住民訴訟の引き金にもなった。その位、山本氏からすれば、議事録に残る議員連中の発言内容の出鱈目さとさもしさが怒髪天を衝くぐらいの憤りに繋がったということである。その議事録には、赤裸々な彼らの腹の内が記録されていたからである。冒頭に書いた

味元和義:この報酬額になれば高知県町村議会で何番目くらいの高さになるか(オフレコ)

酒井祥成:一番高くなる(オフレコ)

味元和義:西原議員は、議会で決まったことを守らない議員だから意見を聞く必要はない。議会で決まったことを守らなかった4人の議員に、西原議員同様、懲罰を与えるべきだ。

味元和義:議長の権限は強い。議長が決めたことには従わなくてはならない。

もこの議事録中の発言である。尤も議事録と言っても私の自作の物である。正規の議事録の完成には10月かかる。彼らは決して自ら議事録を公表しない。議事録によって町の人間から腹の内を探られることが不都合だからだ。本来「不都合」を通せる立場にない議員集団は、この時点で権力を私物化しているのだが、一切無自覚である。私の「議員報酬30万円」には文脈がある。専業で定数10人という条件付きで提示した金額である。一般的な仮説の域を出ない。兼業が認められている以上、現実味のない試論のレベルの発言である。ところが味元和義は票を取るために、「西原は実は裏で30万と言っていた。」とだけ言いふらして回ったのだ。これを知って憤激のあまり、選挙の事前運動の個別訪問という事で公職選挙法違反を通報しようかとも考えたが、このセリフの証言を取ることが困難と判断して諦めた経緯がある。実の所、大正のとある喫茶店(味元の言いふらし事件を耳にした喫茶店)で「30万円」の真偽を、情報提供者に私は対面で問われた。この喫茶店はいつも「補助金」の話題で盛り上がっていた。誰がどの位の額の補助金を取ったか、それは公平か、公正かという話題である。振動病による労災補償にする怨嗟が地域社会の地層深くに渦巻いていることもここで知った。振動病の労災保険という公金による実質的な生涯生活保障に対する目線はそのまま、議員報酬も含めた補助金の額と行方に対する目線にダイレクトに繋がっていた。それを勘付いている味元和義議員だからこそ、選挙時の切り崩しセリフに「実は西原は裏で議員報酬月額30万円が妥当と言っていた。」を選び取ったのである。この様な直感、アンテナだけを武器に議員をやっているのである。印象的には、人間集団の生活圏から餌を得る生命力だけは異様に旺盛な排水溝に生息するドブネズミに近い。頭の中身は、「この報酬になれば高知県町村議会の報酬の中で何番目の高さになるか」が入口で、「西原は裏で議員報酬月額30万円と言っていた」が出口となっている、頭脳がなく消化器からなる回虫並みである。回虫は寄生虫である。常套句が「町長与党」であるところを見れば、町長中尾博憲に寄生しているのであろう。食性からして下卑ている。類が友を呼ぶとはこのことか。。ところで「裏で月額30万円と言っていた」は、全員協議会の場の私の公式発言で議事録にも残っているので、「裏」ではない。この議事録は、住民訴訟で裁判所に提出したはずである。が、誰も議事録に当たらず、全体の文脈を知ろうとせず、ただ補助金の交付先とその金額が最大の関心事であれば、味元和義議員の様な理非を解せず、法令を理解せず、「予算書は議会事務局のロッカーに入れっぱなし」でも、おまけに「議員視察研修旅行時には決まって風俗遊びに走る」という行動歴の持ち主であっても地元大正では、議員の振りができると言う事なのだろう

注:上記の逸話は、複数の元同僚議員から聞いた。同僚議員でなければ知りにくい情報であり、強い信憑性を感じたので書いた。議員職という公職絡みの行状(予算書の取り扱いと議員視察時の行動)であり、個人情報と見なすには無理があると判断した。議員像の全貌をとら捉えて伝えるのが今回の目的であり。その目的達成のためには是非とも必要な逸話と判断した。

この様な味元和義議員絡みの逸話だけで大正という地域の地域性を語るのは乱暴に過ぎることを承知の上で敢て言いたいことがある。それは、少なくとも味元和義議員という出鱈目人間が議員の振りができる地域風土は、「議事録を読まない」のが圧倒的に多勢である人間集団によって成り立っているという事である。少し前に知人が「消費税増税の中止を求める陳情」を議会に提出したことがあり、その陳情書は私の手元にあり、考え抜かれた筋道(文脈)を持っている。ところがこの陳情が付託された総務常任委員会の審議内容を纏めた委員会報告書が、呆れるほどにお粗末なものであった。以下陳情文と陳情者に送付された審査結果双方を公開する。

www.dropbox.com

陳情文と議会による審査結果の著しいレベルギャップの存在が見て取れる。陳情を出す一般町民側の方が、それを審議する議会側より遥かに、知識があり、輪郭が明確な意見を文章化できるという事である。ところが彼ら議員を選んでいる町民がこの現状を知る機会が実に乏しい。議場に来れば別だか、一般町民が知り得ることは、現状では、議会HPに掲載された、陳情請の提出日、案件名、処理結果(採択、不採択、継続審議)だけなのである。私はこの状況を是非とも変えたいと思った。このままでは議会の異様に低レベルな審議能力が誤魔化されて放置され、結局不問に付されると思ったからである。そこで、早速、議長味元和義に議長室で、「陳情請願文書表及び委員会報告書の議会HP全文掲示を申し入れた。長谷部議会事務局長もそこに同席した。数日前の事である。

注:議場に赴けば陳情請願文書表も委員会法報告書も入手できるが、平日の昼間に議会を傍証できる人は限られている。この試みも「議会の見える化」の一環である。知られないという事は、議会側の怠慢と不勉強が放任され、淘汰されないという事であり、結果議会の質の向上は期待できない。これはあらゆる人間集団における普遍的な原理である。それの防止策として、情報公開=透明性が必須なのである。議会の質の低さは政治の質の低さに直結し、やがては政治家によって統治される運命にある我々の日常生活に多大な厄災となって降りかかってくるはずである。現況のコロナ禍がその典型である。

西原:陳情請願文書表と委員会報告書を議会HPで公表できないか、議会に何か陳情され、議会がそれをどう判断したの全貌が現況では何も町民に伝わっていない。町民への周知目的で議会HPがある。できなければその理由を明示してもらいたい。

味元和義:議長の一存では決めれない。議運にかける。

議長には議会の事務を統理する権限がある。一存で決めれる事案である。要は判断できないという事である。

以下電話

西原:議運にかけるというのは確かな事か。

味元和義:3月7日に議運がある。そこでかける。

西原:議運は傍聴可能か。定例会前の議運ではないか。定例会前の議運は非公開ではなかったのか。

味元和義:個人情報が出たら退席願う事もある

西原:議運で出る個人情報というのが理解できない。どのような事例を指しているのか。

味元和義:今回、人権条例の件で山本某という人から陳情意見が来ている。

西原:それは窪川人権教育研究会を代表した山本哲資氏の事ではないか。陳情者である団体の代表者名が個人情報と言えるのか。

味元和義:今仕事の帰りである。今度議運の田辺哲夫委員長と会う。そこに来てくれ。

西原:行く必要はない。議長が今答えるべき事である。仕事帰りは関係ない。政治家として電話に応答してきた以上は、聞かれたことに応えるべきである。

味元和義:だったら、もうおらに二度と電話して来るな。

西原:ふざけるな。そんなことを言える立場か。

「ふざけるな」とは当方も言葉も悪いが、こう言うしかないような相手の出方なのである。要は「答えられない」という事であり、他の人物を同席させて誤魔化そうという魂胆である。これが味元和義議員の常套手段である。私の「議会の見える化を求める陳情」で、定例会開催前の議運は、非公開を理由に議会HPと文字放送で開催日時が周知されていないので、非公開理由を付して開催日時を周知すべきと陳情した(非公開の非周知を認めれば、恣意的な非公開が生まれる素地となる、その証拠に今回も陳情提出者名が個人情報という珍妙な理由が出現している。)その陳情審査時にも、味元和義議員は総務常任員としてその審査の場にいたのであり、同じことを電話で繰り返し聞いた私の質問に対して、答えられないが故に、激高して「おらに二度と電話して来るな」と電話先で叫んだと言う事である。因みに当の陳情は四万十町議会全会一致で不採択となった。審議の経緯を追い続けた私からすれば、味元和義議員は、「定例会前の議運は非公開」を理由説明なく正当化し、且つ「非公開理由を付した開催日時の周知」も否決した挙句、今回は定例会前の議運が傍聴できると言うのである。この出鱈目さを許せるだろうか。断じて許せない。理解できないことに手を出し議員職という公職を得、その職責をこのような行状で塗り潰していく様は、正しく下劣としか言いようがない。

  おらに二度と電話して来るな!!

是こそが味元和義議員の正体であろう。ここで、議長報酬を再確認したい。味元和義議員が果たしてこのような額の報酬額に値する政治家か、有権者の冷静にして良識ある判断を期待したい。

月額報酬:310,000円、期末手当6月:434,000円、期末手当12月:465,000円

年間報酬:4,619,000円プラス費用弁償(議場までの旅費相当)

実働日数 本会議は年間16日、委員会開は年間24日、その他議員視察や議長出席行事ありとはいえ、議員本体の稼働日数(審議と表決)は、年間40日に過ぎない。

 

西原真衣