呆れた議員達の行状

地方議会の実態から日本を見る

風力発電と蠢く町政(85)

       公社中島理事長敵前逃亡す

 

四万十公社の中島理事長を役場庁舎内で偶然見かけた。昨年公社12月理事会の結果説明を求めると、着信拒否した人物である。ここで逃がす訳にはいかない。是非ともここで着信拒否理由を聞かなくてはならない。捕まえなくてはならない。

西原:中島さんじゃないですか。なんで着信拒否なんかにするんですか。

中島:(気色ばんで)あんたが「一から十まで」言うから女房が電話に出れんなって。

西原:「一から十まで」って、意味分かりませんが。12月理事会の協議事項、情報公開についての理事会審議結果を聞きたい。山本企画課課長と専務理事の説明では要領を得なかったので、理事長に直に聞きたい。連絡が欲しい、と電話に出たⒷ奥さんに伝言しただけで、それで「一から十まで」なんて事になるのか、さっぱり分からない。

中島:結果は、企画課に報告した通りです。あれが全部です。

ここでお見せする。報告メールとは以下である。

www.dropbox.com

仰天物ではないか。小学生が理事会ごっこをやっているレベルである。これで日当1万円って酷過ぎないか。繰り返し言っときたいのは、この公社は、ケーブル加入料金1億8千万円と町からの指定管理料6千万を収入として得ているのである。ずばり存立基盤は町である、が、採用や人事の統制は及ばない。採用権は専務理事にあり、理事会や評議員会も機能していない。開催しているだけである。その証拠にこのような、まともな説明が一切できない人物が理事長になったりしているではないか。町と公社が結んだ基本協定には指定管理業務重点項目として、情報リテラシーの推進」とある。「定款類をHPで網羅的に公開すべきじゃないかと要請しただけで、形相を変えて抵抗するのである。町が設立したからには町に準ずる情報公開は当然要請されるとか、自ら開示すべき自らの情報も整理できない公社が一体どうやって(町民)情報リテラシーの推進なんてできるんだという、至極当たり前なことが、この中島理事長や、森専務理事や、前田事務次長はさっぱり分からないのである。岡林総務課長は分かっているのか分かっていないのかさえ分からない。がとにかくこの3人が公社の管理職であり、彼らの見識の水準が公社の業務水準を規定することは避けられない。彼らは全員地元出身者だが(それも窪川地区)彼らの部下である高知市から応募して採用され、移り住んでいる公社若手職員等、全くやってられないだろうと、心から同情する。公社職員は概ね公募で採用されている。ところがこの3人は地域振興公社時代に採用され、どうも聞くところによれば、親の職業が郵便局や教員であったりするようである。従って採用時点から役場に対する忠誠心が強い。役場とは元々身内であり、町役場が自分たちの存立基盤であると感知しているが故に、今自分達が公社で得ている民間ではありえないそれなりの厚遇は、役場の人から受けた恩義のようなものであると認識しているのではないか。しかし、これではまるで江戸時代である。封建時代的なメンタリテイーをもってして、町民の情報リテラシーの推進」はおよそアクロバット級に困難だろう。情報リテラシーとまずは知(情報)の獲得、活用能力の事であるからである。そのようなものを彼ら自体が習得、内面化していれば、公社職員になった時点で、

公益法人の認定に関する法律

放送法

四万十町ケーブルネットワーク条例

基本協定と年次協定

放送番組審議会設置条例

リテラシー(識字力)の獲得をまず自らに要請するはずである。日本大学法学部出身の武内文治氏が、法部出身の上記関連リテラシーを全面発揮して企画課課長時代に企画立案し、設立に尽力したからこそ、結果武内氏が公社を去った後も彼等3人の生存基盤が盤石なものとなったのである、いわば武内氏は彼らの恩人である。が公社に残された彼ら自身に武内氏に準ずるリテラシーがあるか、残念ながら答えはNOである。だから彼らの変わりはいくらでいるのに、という不公平感が町民間に募るのである。これこそ彼ら自身の自己責任ではないか。尤もこれは四万町職員にも同様に当てはまる。だからこそ、日本国憲法15条に明記されている公務員の任命、罷免権は国民固有の権利である」を間接的に発動し、彼らの業務上の言動に対する論評を通じて、彼らの採用権者を断罪し続けるという作業に自らの意志で私は邁進している訳ではあるが、その邁進途上の対決面で、中島理事長が私に言った「女房が電話に出れんなったから着信拒否にした」ように、心理的被害状況を強調し、私を加害者のように仕立て上げるという」呆れ果てるほどの卑劣で低次元の自己正当化が、自己防御策になると思ったら大間違いである。これは敵前逃亡以外の何物でもない。逃げるな。この卑劣さには他にも覚えが、2、3あるので、ここでおさらいしてみたい。元窪川町収入役という肩書を持つを持つ吉永穀一郎という人物がいる。この人は私が議員であった時、情報公開審査会の審査会長であった。この吉永穀一郎氏に議会事務局から電話して、私が異議申し立てをした案件の審議の場を傍聴したいと申し出た時にも、「県も傍聴させていない。傍聴させない。自分は今や一町民なので議員さんに傍聴されたら委縮する」などと愚劣な抗弁をしたので、その言葉をそのまま本会議で出して、「情報公開審査会人選の在り方を聞く」と中町長に質したら、何と私は、不穏当発言をした門で全会一致で問責決議を受けたのである。私の開示請求はそもそも「議会本会議の録音の視聴」であったし、非公開理由は何もないはずである。この時の情報公開審査会の審査委員の名前も出した。名前を出して何か悪いのかさっぱり分からない。情報公開制度における開示請求棄却の異議申し立てに対する審議機関である以上、議場で公表察されて文句を言えるような筋合いはないはずである。この時も吉永氏が、「そのようなこととは言っていない。夜も寝れなくなった」と議会に申し立て、その意を酌んで私に対する「問責決議案」が議案上程されたのである。あの時も実に珍妙な審査を受けた。橋本保議長に呼び出されて、天下りという言葉は品がない。」と注意されたのである。「夜も眠れなくなった人」が実はもう一人いた、元町民環境課課長の中川俊英氏である。ごみの収集、運搬を町から受託している「特定非営利法人しまんと町雇用創出協会(委託料8千万円)」の事務局職に中川氏が退職後就任して、週3日の勤務で月額給与10万円賞与2回分24万円が支払われていたが、実態調査の上「これは天下りではないか」、と本会議で質疑しただけの事である。実態が知られてしまったために、血相を変えて二人が議会に飛び込んで来て、「夜も眠れなくなった」と訴えたので、私が全会一致で「加害者」と認定されて万事解決したのである。因みに公社が過去に実施したアンケートの自由記帳欄に知人が、天下り先にするのは止めて欲しい」と記入して投函したと聞いた。その知人の天下りの意味する所は、企画課課長武内文二氏が、公社を設立し、定年退職を待たずに退職してそのまま本人が公社初代専務理事となったことを指している。これは事実である。この時の待遇が週3日の勤務で月額報酬20万円であった。このアンケートの集計結果は、本来公表すべきである。そもそも町が放送事業者であり、企画課と公社が協同で作問し、その後の番組編成やインターネット関連設備の計画に反映さすというのが、アンケートの実施目的である。従って、まずは町が町民に公表すべきであるが、公表していない。公社としては、理事会で報告したのみであるとの事だ(前田次長談)、これではアンケートに実施主体がどこかさえ、はっきりしないではないか。町民や加入者を馬鹿にするな、である。全自由記帳欄を見たい、と申し出た際に事例として天下り先にするのは止めて欲しい」を出した所、前田次長は言下に否定したのである。「そのような内容は、記憶にない、見たことがない」いくらなんでもおかしくないか。改竄や廃棄、隠匿を疑われても仕方がないような対応振りである。別途企画課が実施したアンケート「町の暮らしについて」のアンケート結果は町のHP上で見れる。アンケートは自由記帳欄が最も興味深い。町民から取ったアンケートである。結果を町民と共有すべきである。ケーブルテレビは町の公共放送である。公社はインターネット接続サービスやIP電話サービスも提供している、つまり町の電波によって提供される総合情報インフラの普及を担っていながら、自らの組織運営上の情報さえインターネットで提供しようとしないのである。このような厚顔無恥な二枚自は、さすがに看過できない。管理職人事を中心に、今の体制は一新すべきであると思わざるを得ない。管理職人事が最大の問題である。これによって公社がブラック企業化している。そう言えば以前、武石俊彦県議から、「最近県庁がブラック企業化している。」との話を聞いたことがある。

西原:それは、やる気のある部下をやる気のない上司が潰すという意味か。

武石俊彦県議:その通り。

武石敏彦県議、このブログに目を通して、公社の実態把握に繋げてくれればいいが、と願うばかりである。所で、中島理事長の「一から十まで」って、実はこのブログ内容を指しているもかもしれない、とふと思った。特に前に投稿したブログ中の「農協の金銭と性にまつわる不祥事」の部分である。中島理事長には説明能力が究めて乏しいと言わざるを得ない。「専務理事に聞いてくれ」では、何のための理事長なのかさっぱり分からないではないか。それでも理事長をやりたいとすれば、やはりモラルが低いとしか言いようがない。「金銭と性の不祥事」って、モラルの低さから生じているのが通弊ではないか。「一から十まで」とは、何か思い当たる節でもあるのだろうか。この人物は、モラルが非常に低いと今回具体的に痛感した。理事会終了後山本康夫企画課課長に「問い合わせがあったら自分が対応する。」と言っておきながら、「そのようなことは、言っていない。」と、平気で私に対して否定したのである。嘘つきである。嘘つきは泥棒の始まりである。下元昇もあの問責決議時に得意げに「夜も寝れなくなった」と問責決議文の一端を得々と読み上げたことが記憶に焼き付いている。この人物が嘘つきであることには定評がある。議員報酬引き上げ時の議会運営委員会議事録が全て私の手元にある。下元昇、堀本伸一、酒井祥成、橋本保の嘘つき、老獪たぬきぶりを議員報酬引き上げの策謀に絡めて実証的に研究、検証したい方は是非私に申し出てもらいたい。いずれ劣らぬ狸どもがそれぞれ毛色の異なる尻尾を振り建てている演舞場のような観を呈しているので、実にスキャンダラスで面白いのである。喜んで資料提供したい。やはり嘘つきの道は泥棒に通じている。

追記:特定非営利法人しまんと町雇用創出協会の現在の事務局長は、元町民環境課課長山脇和生氏である。現在の知遇は、週4日の勤務で月額給与、133300円、賞与はこの2ケ月分で年額、266600円という事である。人口減で収集ごみは減っている中で事務局長の勤務日数と給与総額が増えているのはなぜか。山脇氏が古巣に対して退職後も働きたい、このくらい働きたいと交渉し、後輩はそれに易々と応じたのではないか。しかもこの職場には、他に事務員がいるのである。。そう言えば当時、中川俊英氏に具体的業務内容を直に聞けば、「事務員が銀行に言った時の留守番と、ごみ袋の発注」などと苦し紛れに答えたので実に噴飯物であった。第一町が設立した特定非営利法人(NPO)でありながら、内閣府HPで収支報告書が公開されていることさえ知らなかったのである。県に提出したの一点張りであり、ここにも関係機関でよろしくやって来た来歴の痕跡がありありと伺えたのだ。役人が役員をかばう時は要注意である。多くの場合共謀的な利権の囲い込み(エンクロージャ)が存在している。中川さん、吉永さん、中島さん、エンクロージャーじゃなくて、デイスクロージャーなんだってば、全く情報リテラシー低いんだから。

西原真衣

 

 

見えない所で、権益が増殖する、議会が働いていない。

西原真衣