呆れた議員達の行状

地方議会の実態から日本を見る

風力発電と蠢く町政(86)

     図書館から森喜朗発言を見る

森オリンピック組織大会会長発言の波紋は、広がっている。偶々今朝見たNHKのニュースである国会議員の稲田朋美が、「わきまえない女であり続けたい。」と発言書、女性国会議達が全員御揃いの白いスーツを着て登壇し、金子恵実衆議院議員が質問に立って、「女は家にいろと言われている気がします。」などと発言しているのを見て、唖然とした。正直唖然としたのである。今頃何を言っているのか、この人達は。女子学生ではないのである。そう言えば妙に女学生のようないで立ち、プリーツスカートにハイソックス等で登庁する四万十町立図書館の副館長武内氏は、住民説明会の2日目の参加したというので、どのような意見が出たのか聞いてみた。私は1日目にしか参加できていないからである。

武内氏:窪川城の城跡のような史跡の活用も考えたらどうかとかそのような。

西原:それだけ。

武内氏:こちらから意見を促がして

西原:促されて出た意見は。

武内氏:無言。

ここで私は叫んでしまった。

        Oh, My Good!!

西原:あなたメモを取らないの。信じられない。全く真剣さがないし、集中していない。

結局町立図書館副館長である女性職員はそのような業務水準を全く求められていないのである。ここでははっきりと女性職員と特定化したい。住民意見を聞く、聞き取るという訓練を全く受けていない、なぜなら彼女たちを、一人前でなく、敵前矢面に立たせるべきではない存在であるという男社会の暗黙の両了によって庇護されているからである。このようなタイプの女性所職員が新図書館の館長になれば、何か起きるか。一目瞭然である。そこでSTEM教育が施され、共同体の交流拠点や芸術的創作活動の場が提供されるなどという与太話が住民説明会で展開されている。与太話である。森喜朗の談話が本質的に与太話であるように、複合文化施設住民説明会は与太話であった。図書館に行けば、現場は酷い有様だからである。例えば、借りた本を返そうとする。突然カウンターで長木という最長キャリア保持職員(25年)から、「(本が)濡れていますね。」と指摘を受ける。その指摘を受けて、思わず本を濡らしたっけ、と考えた。家でどこに置いていたか、台所仕事で手を塗らしたまま本に触ったか。全く思い当たらない。入り口の消毒液を指先に落とし、その手で返却予定を持って、返却しようとしただけである。それは、この時節「許容範囲」の濡れ方ではないのだろうか、と釈明してみた。消毒液の所に本を持って行って実演までした。返却本は三冊重ねて置いて、消毒液を指先に落とした。ばらけて置いたりはしない。その手で本に触って返却に出した。だから許容範囲ではないか、である。そもそも図書館本はコーテイングされている。この程度の濡れ方は、テイッシュで拭いて済むことじゃないんだろうか。

長木:びっくりしたんです。あんまり濡れていたんで。

こっちもびっくりした。身に覚えのない指摘がいきなり来たからである。第一私は返却本が濡れているとは認識していなかった。無請いうが本当に単にびっくりして思わず「濡れていますね」と口走ったとしよう。それで、利用者である私は、自宅での本の取り扱いを回顧した挙句

西原:自宅で濡らした覚えはない。館内で濡れたとしか考えられない。コロナ禍で、消毒液が入り口に置かれている。その状況下で、本の管理責任がどのように問われているのか説明してもらいたい。

長木:びっくりしたんです。あんまり濡れていたんで。それに本をシャッフルしませんでしたか。私見ていたんです。

「びっくりした」割にはそれ以前の私の行動を詳細に観察し、濡れた原因に結びつけようとしている。私の言っていることの意味が分からないのだろうか。

西原:こっちもびっくりしたんです。いきなり「濡れていますね。」と指摘されて、私の管理責任を問われているという風に受け取りました。どのような管理責任が図書館側から利用者側に想定、期待されているのでしょうか。非常に分かりにくいので説明して下さい。コロナ禍で、図書館入り口に消毒液が設置されている状況下で、利用者に図書館から課せられている管理責任のあり方についての説明です。

長木という職員は始終無言である。ここで谷脇という職員が長木に助け船を出した。

谷脇:この辺で収めてあげてください。

西原:あなたは関係ないでしょう。

谷脇:同じ図書館職員ですから。

「濡れのていますね。」に私は応答したし、濡れた状況を作り出したことを私の責任問題として指摘しているようにしか聞こえないので、聞いているのである。図書館の返却カウンターで職員に「(本が)濡れていますね」と指摘された時の普通の受け取り方ではないだろうか。ところがこの図書館では、私のこの感覚が全く通用しない。カウンター内には4名ほどの職員がいたが、谷脇氏を除く全員が押し黙ったままである。これではまるで私が不当な圧力をかけているようにしか見えない光景ではないか。この図書館ではこのようなことが頻発する。「職員が、何一つ運営上の事を利用者に聞かれても、何一つまともな説明ができない図書館」なのである。だから照明が暗い状態が3月も続いたのである。住民説明会に行けば、前に座っているのは全て男であり、説明し、質疑応答時に答えるのも全て男である。谷脇氏、長木氏、山路氏、山口氏というキャリアの長い図書館会計年度任用職員も出席していたが、彼女たちは住民側の席に着席していた、山地氏だけが会の最後の方で以下を発言した。

山路:私は図書館建設賛成の立場から発言したいと思います。この町の子供達の未来のためには図書館が是非とも必要です。

「賛成の対場から」と山地氏が冒頭に切り出したのはそれまでに出た意見の趨勢が、

コロナ禍における町民生活の困窮をよそに財政赤字の拡大の懸念を全面的に指摘するものや、図書館利用者から得たアンケート結果の取り扱いが不十分であることを指摘する者等、反対の立場というよりは、今なぜ図書館なのかとい視点で、町民の民意に向き合っていない図書館行政の従来の姿に苦言を呈する内容の意見であったことを受けているのだろうが、いかにも「行政寄り」であり、男が意思決定するその意思決定の意向に沿おうとしているように、やはり私には、聞こえたのである。そもそもこの説明会に現れた4人の図書館スタッフは、なぜこの説明会に申し合わせたの如く現れたのであろうか。本の貸借と返却で頻繁に図書館に出入りしている私は、説明会開催前に谷脇氏と図書館内で以下のやり取りをしている。

西原:図書館スタッフは、住民説明会に上司からの出席要請を受けているんですか。

谷脇:されていません。

西原:それは変ですね。せっかく住民意見を聞く機会なのに。

所が住民説明会1回目に、件の図書館スタッフを含む4名が現れた。生涯学習課は以前のシンポジューム開催時にも、(これは繰り返し巻き返しケーブルで実況を放映している)

1.住民との質疑応答の時間は取られているのか。

2.誰が登壇するのか、パネリストとコメンテーターが全員外部の人間なのは、なぜか。コメンテータが解説役であるならば、生涯学習課が解説するのが本来の仕事ではないのか

との疑義をぶつけていたせいか、当日になって突然、中尾博憲町長と山脇光章教育長が登壇し、パネリスト3名の講演に対してのコメントした。が、その後のパネルデイスカッションには参加しなかったのである。というより司会役が、作為的に町長、教育長には、決して発言を求めなかったのである。理由は簡単明瞭である.彼らにはデイスカッションは無理であることをコンサルタントは知り抜いているのである。質疑応答は文書で受け付けられた。それで限りなくコンサルタントとパネリストだけの見せ場となった。つまりシンポジューム開催の初期の目的は何も毀損されなかった。我々町民有志の悪足掻きは、コンサルタントによって見事に換骨脱胎されたのである。生涯学習課は、シンポジューム開催後にも、町民向けに繰り返し巻き返しケーブルでシンポジューム実況を放映し、複合文化施設への周知に努め、町民理解を求めているつもりらしいが、一体全体、図書館運営について何を聞かれても、全くまともな説明ができない彼らの図書館付きの非正規女性職員達をどうするつもりなんだろう。ここにはかなり露骨なヒエラルキー(階級構造)が存在する。このヒエラルキーは二層化している.一層目は、「言葉を操れる」能力による序列化である。最上位にコンサルタント「アカデミックリソースガイド」がいる(実にふざけたネーミングである、市町村職員を心底馬鹿にしているのだろう)このARGは、人材派遣業者でもある。シンポジュームやワークションプ、視察研修を生涯学習課に提案し、そのコンサル料をたんまり取りつつ、シンポジュームパネリスト、ワークショップ講師、研修先という名目で、お友達にお金を落とす仕組みが構築されているのである。その下に中尾町長、教育長がいる、その下に生涯学習課正規職員がいて最下層に、図書館非正規女性職員がいるのである。二層目は、「予算執行権」という階層である。この最上位は、勿論、来客接待や庁幹部との打ち合わせ時以外にいつ見ても町長席でスマホをいじっている中尾博憲町長である。その次が生涯学習課管理職、林課長、味本副課長、西尾主幹である。西尾主幹など、財政上の説明員として、わざわざ生涯学習課に引き抜かれている。早速説明会でも、彼の職歴は、大いに功を奏していた。

西尾主幹:総事業12億円の財源は起債(過疎債)は確かに町の借金ですが、次世代にも便益を提供できる施設刷るわけですから、次世代にもその費用負担をしてもらうという考え方が、地方債制度の背景にはあります。基金残高が増加傾向にありまして、町の借金残高である地方債累計額総額はこの基金残高総額で相殺できるほどになっています。

森武士副町長:謝金返済に充当できる12億円ほどだったか、減債基金や財政調整基金というものもあります。

山脇教育長:中長期財政計画都等の書類も見てもらえれば、四万十町の財政が健全であることを理解してもらえると思います。

何という事もない。議会で耳にタコができるほど繰り返されてきた与太話である。ただ説明会に現れた一人の初老の男性の、財政赤字への強烈な批判が、このような答弁を繰り出させたのである。今の四万十議会にこのひっ迫感、臨床感があるか。

西尾主幹が言っている将来世代の応益負担論は建設国債のことである。財政法はそもそも赤字国債の発行を禁止している。これが形骸化して久しく、日本の財政赤字は先進国で群を抜いている。確かにここには財政規律が働いていない。だが、初めて上記のような説明を受けたら黙ってしまう。人は自分の無知には抗えないのだ。図書館の現場に戻る。図書館運用上の説明さえできない人達はそのような説明を求められることがあるという自認に欠けているのである。そのように扱われたことがないからであろう。だからその能力が育っていない。それもそのはずである、言論の府であるはずの国会における女性国会議員達の冒頭の言論を想起してもらいたい。「わきまえない女であり続けたい。」「女は家にいろと言われている気がします。」などというレベルである。諸外国の女性政治家は、まずはそのようなことは言わないであろう。男女差別や女性蔑視は、結局、女性が日々職場で、家庭で男性とどのように向き合っているかということに深く関わっている。だから複合文化施設住民説明会での彼女たちの振舞いにもそれは現れてしまう。森喜朗氏の時代錯誤的な恥ずべき発言に対して、企業社会からは「当社理念に反する残念至極な発言」というポリテイカルコレクトネス的なもの以上のものは見当たらないし、森氏やオリンピックボランテイアの大量辞退を受けての二階俊郎自民党幹事長の「オリンピック開催にボランテイアは必要であるので、再募集するしかない。」などという、「人を、馬鹿にした」、辞退したボランテイの真意への考察等微塵もない、これまた森喜朗同様自民党長老族の救いがたい時代感覚のなさが露呈した発言を受けてでさえ、「辞任すべき」ときっぱり言えない、森氏に「お世話になった」国会議員達が数多いるはずである。女性蔑視の根幹にあるのは、お世話する、される関係性、つまり家父長制的な価値観である。森喜朗氏を親父と仰ぐ国会議員達の森喜朗氏に対する地位関係は、家父長制内における女性の地位関係と実にアナロジカルである。家父長制の擬制は役所内にも濃厚に存在している。男女共同参画を所管する四万十町町民課の課長であった細川氏と、男女共同参画担当であった中村氏の言動を紹介しよう。細川氏は、私が議員の時、9月定例会の決算勉強会の場で、

西原:役場内で女性管理職がなかなか増えない背景についてどのような認識を持っているか。

細川氏:女性は一般的に、子供がおなかをすかせていないかとか、子供の教育とかに関心が集中していて、管理職への登用にそれほど関心がないのではないかという認識をお概ね持っている

と答えたのである。つまり彼女は、自身が関わった職場の女性同士の雑談内容を告白しつつそれを事も無げに一般化したのである。「現場」が「背景」に直結するこの短絡思考、視野狭窄が、管理職への登用しづらさとなっている可能性は、どうも見えていなさそうであった。中村氏に関しては、以前、男女共同参画計画の概要版が回覧板で配布された。概要版には、「事業者アンケート、検討会の結果を踏まえて、男女共同参画第3期計画を制定しました」と記載されていた。では、本体全体版はどこにあるのか、町のHPで検索しても見つからない。町民課に赴いて、全体版はどこにあるのか担当の中村氏に聞いてみた。実に慌てふためいて、これから会議がある。段ボール箱の中にある。どうぞ持って帰って下さい、とまるで火の粉を払う様な窮迫感をにじませた。私に質問されることが、ひたすら怖いのである。

中村氏:課長課長、来て下さい。立ち会って下さい。

町民課長の本山氏は、部下に請われてやっては来たものの呆然と立ちすくんでいるだけで、一言も発しない。何という異様な光景であろうか。まるで私が押し入り強盗みたいではないか。「答えられない」町職員たちはスクラムを組んで、私が一見加害者の如く見える光景を現出させることに加担している。まるで役場正規職員でありながら、ものを言えない弱者であり、被害者であるという仕草が集団内で一瞬にして生じる。これここそが、この地の土着の風土である。中村氏は、林一将氏という元町議会議員、社会福祉協議会事務局長、農業員会会長、町立図書館協議会会長、窪川の歴史を学ぶ会会長という肩書を持つ御仁の長女である。一般行政職に採用される前は、保育所用務員であったらしい。この部分は異例な人事異動である。この職員の経歴とその父親の経歴には密接な関係性があるとしか思えないし、そのようなことが起き、通用していいるのは一重に、家父長制が公的機関の持つ権限(採用と身分保障)にガン細胞のように密かに浸潤していることに対して、我々の社会は極めて寛容であるという事の紛れもない事実である。時の首相、菅義偉氏も長男を総務大臣時代の秘書官に抜擢し、その後総務省が許認可権を持つ衛星放送事業者東北新社に就職させている。林一将氏がおそらくは自分の長女に施し田であろうことと、これは完璧に相似形である。私自身の考えで言えば、これは汚職行為である。菅首相自身の収賄斡旋利得行為である。息子の就職が自身が大臣を務めた省庁が許認可権を持つ企業であることは、それだけで、収賄斡旋利得行為である。収賄斡旋利得行為を律するのが、政治倫理である。政治倫理と言えば、私自身も、過去に四万十町議会議員政治倫理条例違反に問われて、辞職勧告を受けた。

疑義1、議員の地位を利用して職員に圧力をかけ職務に支障が生じた。

疑義2.議員の地位を利用して町の人事に介入した。

疑義1に関連する職員6名が政治倫理審査会に招聘され、事実確認を受けた。私が、「かけた」とされる圧力の裏取りである。その中に図書館の長木氏も入っていた。前図書館副館長の森山氏も入っていたし、かっての議会事務局次長の武田恵理氏も入っていた。これは全て秘密会でやったが、議事録を閲覧したので知っているのだ。これらの職員との質疑応答記録は自作のものがあるので追って紹介したいが、今回の長木氏と私の図書館内での会話から推測できるように、長木氏は、自ら発した、利用者に注意喚起を想起させる言葉を、「貸出中の本の利用者管理責任」という文脈では、説明しない、或いはできないのである。私と長木氏の間に生じたこのような質疑応答を指して、時の政治倫理審査会(審査会長酒井祥成)は、「議員の地位を利用して職員に圧力をかけ職務に支障が生じた。」と審決したのだが、それは、異物を排除したい男性権力者集団の愚劣な意向を助長することに長木氏が利用されつつ、同時に階層的女性蔑視の固定化に繋がることに長木氏自身が貢献しているということである。長木氏にそのような自覚があるか否かは不明であるが、本人はそれでいいのかもしれないが、私はそれでは全くよくないのである。私は私が採用した訳でもない長木氏の図書館行政サービをずっと受け続けなくてはならない。だからこそ彼女の職務上の言動について書くのである。それは当時の採用権者から始まる図書館行政における行政権力執行の有り様を如実に深く物語っているからである。住民説明会の唯一の発言者山地氏は、コンサルタントARGの岡本真氏との懇談会で岡本氏に直にこう聞いた。

山地氏:基本計画中にある図書館運営の住民ボランテイアとかサポーターにどのように対応すればいいのか教えて下さい。悩んでいるんです。

岡本氏:無理難題を突き付けてくる住民ボランテイアとかサポーターに対応できるよう自己研鑽に励んで下さい。

なぜこのようなことをコンサルトに聞かなくてはならないのか、さっぱり分からない。生涯学習課本体が、そもそも住民ボランテイアとかサポーターという概念を理解していないからだろう。私は山地さんに言いたい。利用者から出てくる声を聞けばいい、と。利用者アンケートの一覧表しか作成してないので、まずは分析、解析、報告書の作成を勧めたい。今副館長の武内氏は、私氏からの要望を受けて「書庫の閲覧上の管理規則」の制定に取り組んでいるはずだ。今月末までに管理規則の草案を作成し課長決済を取る意向だとの事である。谷脇氏に要望を伝えて上司伺いをしても、「まだそこまでいってない」の一点張りだったそうであるので、副館長である武内氏に直に要望した。今ある書庫の蔵書が一切閲覧できない状況なので、「いま本館にある書庫の蔵書閲覧上の管理規則を作成して閲覧できるようにしてほしい。」と要望した。無理難題でもなく、究めて具体的な要望を伝えただけの事である。図書館利用としてては、図書館職員には、上司伺いは必要だろうが、まずは利用者が何を求めて図書館に来ているかに、本物の関心を持ってもらいたいものである。副館長の武内氏はどうも図書館利用者の動機が十二分に分からないらしい。「書庫を閲覧できる状態を作って欲しい。」と言えば、困惑した表情で「インターネットで検索できますから。」と応答した。この一言は彼女が本を読まない人間であることを見事に示唆している。本を読まないこととが悪いという意味では決してない。このような人事、つまり本を読まない人間を図書館に配置し、副館長に任命する、からして、町長室でいつもスマホに見入っているような町長ならではの人事としか思えないのである。だからほらやっぱり館長の諮問機関である図書館協議会の令和2年分議事録が、町HPに未だにアップされていない。協議会議事録作成は武内氏の業務範疇で、理由は「図書館の目的のために必要な事務」に該当するからであると言う。

西原:図書館の目的って。

武内氏:図書館の円滑な運営。

私は政治倫理審査会で、私の言動に対して、審査会長酒井祥成にこう言われた。

酒井祥成:議会の円滑な運営上支障がある。

十和村の墓には女性の名前が刻まれていなかった、誰それの妻か誰それの娘であったらしい、(十和村史より)。それを知ったのも図書館があったからだよ、と私は言いたい。検索では決して発見できなかったよ、とも言いたい。私は自分に起きた、自分に取って実に不本意な出来事を解釈するための知見の一端を本から得、それによって生きる力を養えたのである。これを生涯学習という。

 

西原真衣