呆れた議員達の行状

地方議会の実態から日本を見る

風力発電と蠢く町政(92)

 

                    コンサル排除の勧め

 四万十町文化施設を作るという.狭くて使い辛いことはその通りである閲覧室も談話室もない。日当たりも良くなく、絵本の読み聞かせに使う小部屋にも防音がなく、図書館内で求められる静寂とは、両立しない。図書館員が全員、非正規職員であり、その内司書の有資格者はたった一人である。概ね全員本に詳しくない。レファランスサービス等全く覚束ない。図書館員としての専門的知見は要請されていない。その証拠に四万十町は、合併して四万十町になって以来、司書資格を持つ正規職員を採用し、館長として図書館に配置したことなど1度もないのである。館長はいつも素人の嘱託職員、ここ数年は生涯学習課課長兼任となった。ずっと図書館資源が削減され続けてきたのである。町は図書館を重要視してこなかった。図書館職員は、町が運営する無料貸本屋の愛想のよいお姉さんであれば、それで十分であり、それ以上は何も求められていない。その証拠に、図書館に来館するごとに、「お早うございます」とか「今日は」と声をかけられ、帰る際には、「どうも有難うございました」などと定番で挨拶されるのだ。図書館業務が接客業務として理解されているからである。「町が提供する無料貸本サービス」の提供係であるという事以上の認識はないのであろう。図書観の熱心なユーザーである私は以下のようなことを図書館員に聞いてきた。その辺が全くランダムな様相を呈していたので、無視できなかったからである。1回も明確な回答を示されたことはなかった。毎回のように立ち往生状態になって、図書館員同士が困惑気に顔を見合わせ

るという光景が現れた。これってかなり異常だとしか思えない。

1.書庫の中の本を見ることは、できないか。

2、書庫の本(閉架)と開架はどのような指針で入れ替えしているのか。

3.書庫の本の目録はないのか。

4.意見を書く紙がなくなっているが、どうしてなくなったのか。

5.図書館協議会の議事録作成は誰の仕事か。

6.図書館協議会議事録を町HP上で探せないので、探し方を聞きたい。

7.選書基準はあるのか。あるとすればそれを公表しているのか。

聞いても答えない。図書館員全員が困惑の表情を浮かべ、黙りこくって顔を見合わせる、実に異常な光景である。だから、昨年梅雨時に、天井の照明が3月間も故障中だったのである。私は、かって他県人から、「高知は行政のレベルが極端に低い。」という意見、感想を何度か聞かされてきたが、この意見には、残念ながら全く抗弁できない。図書館員が以上の質問に、ただ困惑し、立ち往生状態になるのだから、行政全体のレベルも推して知るべしなのである。図書館のレベルは行政のレベルである。結局図書館の後進性は、高知県の後進的な政治風土を物語り、このような環境で我々高知県人は生育してきたという事である。結局この後進的風土こそが、コンサルタントに格好の草刈り場を提供しているのであろう。今回は、昨今見聞きしてきた文化施設絡みのコンサルタント四万十町当草刈り場における草刈風景をレポートしてみたい。

その1、「図書館コンサルタント:(株)アカデミックリソースガイド岡本真」

ヤフーの知恵袋の開発者と言われている。出身大学は国際キリスト教大学(ICU)である、ICUの図書館は非常に充実しているとICU出身の知人から聞いたことがある。現在はARG(Academic Resource Guide)取締役にして総務省から地域情報化アドバイザーを委嘱されている。この岡本氏の四万十町入りのきっけとなったのは、生涯学習課味元副課長が総務省に申請した書類である。以下である。

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この記載内容を見れば、四万十町がどのような文施設を予め作ろうとしているかが、よく分かる。因みに申請前にARGが四万十町に営業に来なかったかと味元副課長に聞いてみたが、副課長は、否定した。私はこの岡本氏に信任の気持ちを寄せていない。それには具体的で体験的な理由がある。その理由を紹介したい。

まず、生涯学習課が開催した「図書館町民座談会」で、質疑応答時に、

西原:「林課長は自身が地元でどのような生涯学習の機会を得て来たかということを聞きたい。」

岡本真氏:「座談会は、役場職員と町民が対等なので、答えたくなかったら答えなくていいです。課長がどう言ったああ言ったと後で町の人に言いふらされたら、役場職員は何にも言えなくなるんですよ。」

林課長は、私からの問いかけに一瞬身構えたが、一呼吸置いて(呼吸を整えた後に)以下のように回答した。

林課長:「高知市に下宿していた高校生の時には、夏はクーラーを求めて県立図書館に避難していました。大正町職員時代には、教育委員会で大正国保診療所の山本先生の寄贈本の受入れに関わりました。」

聞いて良かった、以上の内容が林氏が地元高知県で自ら得てた来たの生涯学習の全てでであったということが分かった。だから今、ここで言いふらしている。言いふらすことに公益性があるからである。公務員の業務上の関心事を引き出す目的で質問したのである。これではっきりしたことは、「林生涯学習課課長は、図書館長に向いていない」ということである。これが町民の眼により明らかになれば、人事考課時に参照されて、人事異動が起き、林課長は図書館長という苦役から解放されるのである。そして町民が受ける図書館サービスの質も同時に改善される。つまり町民と行政と双方にとって良い結果が生まれるのである。ところが寄生中はそう考えない、寄生虫は、林課長となど本当はどうでもいいのである。ここで恩を売り、貸しを作って自分に有利に事を運ぼうとしている計略が透けて見える。「答えなくていい。」で相手に貸しを作れると思っている辺りは、町職員を心の底では完璧に馬鹿にしているからである。「どうせ揚げ足を取られるようなことしか言えないから、尤もらしい助け舟を出してあげる。」という不遜な認識が根底にあるのだ。

文化施設検討委員会公募委員である酒井紀子氏が企画した「図書館町民懇談会」で、

西原:教科書センターと議会図書室の二つの施設はこの町のライブラリーリソースである。図書館資源(LIbrary Resource)の視点からこの二つの施設をどう見るか。

岡本真氏、李明喜氏、:無言

以上の会話がバツ2である。岡本氏は前段の座談会で「行政に雇われたと思っていません。町民に雇われたと思っています。」などと言っておきながら、町民(私の事)の質問を平気でスルーしたのである。実に厚顔である。そのくせ文化施設検討委委員会公募委員であり、座談会パネリストでもあった酒井法子氏、刈谷明子氏とはface bookのチャットで始終やり取りしていたと聞く、「彼女たちにガンを付けられた」などと軽口を叩けるような間柄であるらしい。多分岡本真氏は、「幼児を抱えた母親の教育熱と自己顕示役が混然一体となった女の欲望」を完璧にMarketing  Reserachしていて、四万十町というシステムのバグであるこの部分からウイルスのように巧妙に町に侵入しつつあったのである。女に本能的に埋め込まれていて、子供を持つことで対社会的に発動するように仕組まれているこの類の女の欲望がいかに強烈かを、私は塾経営を通じて体験している。塾をやっていることが町内で知られてくると、どう見ても本など読みそうにない母親から突然道端で声を掛けられるのだ。

「子供の国語の成績を上げるには本を読ませたらいいというお話を、この前聞きました。西原先生、どうしたら子供が本を読むようになるでしょうか。」

私は苦笑いして、逃げるしかなかった。「お母さん、まずあなた自身が楽しそうに本を読んでいる姿を子供さんに見せてあげてください。そうすればきっと子供さんは、あなたのとこにやって来てその本に興味を持つはずですよ。」などと言えるほど、当時は心臓に毛が生え揃っていなかったのである。

同じ手口で、この種の母親的欲望のプロトタイプの情動に虎視眈々と釣り糸を垂れているのは、もう一人のコンサルタント、スターパイロット三浦丈典氏である

その2.「文化施設基本設計、実施設計コンサルタントスターパイロット三浦丈典」

この人物の寄生中振りはというに、まず「公開型ポロポーザルで選考された」ということになっているが、以下の事実を突き合せれば、どうも官製談合の疑いが濃厚なのである。

1.この公開型プロポーザル自体が、コンサルタント岡本真氏のプロデユースによるものであった。

2敏腕プロデューサー岡本真氏は前年度の視察先であった瀬戸内市民図書館長の嶋田 学氏と審査員に据えていた。視察先を提案したのも岡本真氏であ審査員森武士副町長や川上哲夫教育長はコンサルタントの意向に沿うはずである。

3.スターパイロット三浦氏は、高知市の「無垢設計」と共同事業体としてプロポ―ザルに応募していた。「無垢設計」美馬旅館の木のホテルの設計者であり、岡本氏、島田氏.

、李明喜氏の3人は、美馬旅館に宿泊していた。

4. 選考以降の三浦氏には何も成果物がない。基本設計業務の成果物らしきものが一切ない。これが実に怪しい。代わりに岡本氏のプロデユースの下で、文化施設シンポジュームのコメンテーターとして登壇した。(昨年11月20日

5.図書館事業の「子供に絵本や読書の橋を架ける連続講座」第3回に講師として登場した。(昨年11月21日)この講座は聞きに行ったが、自分の過去の実績の紹介に徹していて、殆ど営業活動であった、図書館からの謝金は2万円だったとのことである。

7.高知県商工政策課の市街地活性化目的の事業の補助事業者である「しまんと町づくり応援団」の実行委員長に近づいてきて、「ねえねえ、なにしてるの。うまくいってるの。なんかお手伝いできることなあい。」と声をかけてきた。そして年が明け、

8.令和3年度等当初予算に計上された、「まちなか再生支援事業」を三浦氏はまんまと分捕っていた。窪川市街再生戦略」策定業務を800万円で受託したという。これは全く端からおかしい。基本設計実施設計提案書で、既に「エリアイノベーション」というカタカナ語の市街地活性化概念を連発しているからだ。だとしたら基本設計の中で市街地活性化戦略が書き込まれていなければおかしい。翌年度に「市街地活性戦略策定」が別事業で予算化されること自体が端からおかしいのである。

      町が食い物にされている!!!

後進県高知県中山間地域に位置する四万十町は、今コンサルタントの格好の餌場となっている。彼らは口先三寸で町から金銭を搾り取れるだけ搾り取る。今国会を賑わしているのは総務省スキャンダルであるが、四万十町賑わい創出課所管の事業背景にもしっかり総務相の影がちらついている。「まちなか再生支援事業」の財源となっている助成金の交付元は、一般財団法人地域総合整備財団(ふるさと財団)」である。この財団は、総務官僚の天下り先である。以下役員名簿を紹介する。

 

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専務理事と全評議員10名中4名までが総務省出身者で占められている(財団確認済み)。注目すべきは、総務省が許認可権を持っている宝くじ事業の交付金がここの財団の運営資金となっていることである。そこから全国自治体に助成金を配るのだが、ただでは配らない。「まちなか再生プロデユーサー」を指名して助成金申請をしなければならないからだ。指名されたプロデユーサーから財団にキックバックがないとは考えにくい。この持ちつ持たれつの構造を一般的には「癒着」という、つまり彼らがやってることの本質は官製談合であり、四万十町四万十町民は初めから蚊帳の外に置かれていながら、せっせと彼らのためにお膳立てをしているのである。「移住定住」「ふるさと納税」「地域おこし協力隊」「地方創成」と名を変え品を変えた、官製談合ビジネスのエージェント(代理人)がコンサルタントである。怠慢で無知な町職員は、愚鈍にして欲深い彼らの大先輩である中尾町長の指令に基づき、コンサルタントのためにせっせとお膳立てに勤しんでいるのである。国会の総務省スキャンダルの氷山の一角が秘かに展開されている、実に小賢しい官製談合の巣窟と化した四万十町複合文化施設構想である。文化施設建設推進室」を4月に立ち上げると並々ならぬ意欲を見せた中尾博憲町長、ところで町長ビジネスって、特に箱物ってそれほどの意欲を喚起するほど、そんなに儲かるんですか。そう言えば、スターパイロットの三浦氏四万十町森林組合大正集積材工場を事前視察し、「四万十檜をふんだんに使う」とプレゼンした事を思い出す。森林組合組合長田村耕一氏って中尾町長選挙時の参謀格っていうのは、この町の人口に膾炙した有名な話である。この文化施設構想で中尾町政の本質が談合と利権であることが誰の眼にも明らかになりつつある。それは新庁舎建設で、高瀬満伸町政がやはり談合と利権の巣窟であったことが露見したのと酷似している。長年図書館員の人材育成を怠ってきた町が、今更どの口で「文化施設」などと言えるのだろうか。まずはコンサルタントを排除し、コンサルが造成した変なカタカナ語の裏に逃げ隠れている町職員を町民と向き合わせるべきである。それが人材育成の事始めである。人材育成が中尾町政の目玉じゃなかったのか、中尾町長。

 西原真衣