呆れた議員達の行状

地方議会の実態から日本を見る

風力発電と蠢く町政(107)

「水問題」は政争の具か(その2) 議会のフィクサーを自認するー堀本伸一議員の久々の「水問題」質問に対して、中尾博憲町長は、どのように答弁したか。以下である。 中尾博町長:「水問題」は時効でもあり、過料も課した。行政側としてはこの問題は処分済み…

風力発電と蠢く町政(106)

「水問題」は政争の具か(その1) 平成18年の合併以来、いわゆる「水問題」が何回も議会で取り沙汰されてきた。 調査特別委員会による全16回の調査もあった。調査結果により、現職議員田辺哲夫氏の「道義的責任」を問い、全会一致で「辞職勧告」が出された…

風力発電と蠢く町政(105)

「情報公開」が鬼門となる人々を税金で養っている 四万十町総務常任委員会は、議会関連基幹情報である以下の文書についての見解を示した。 委員会議事録:製本まで10ケ月かかり、開示請求しなければ閲覧できない。開示請求者には、文書の特定が要求される。ぞ…

風力発電と蠢く町政(105)

「情報公開」が鬼門となる人々を税金で養っている 四万十町総務常任委員会は、議会関連基幹情報である以下の文書についての見解を示した。 委員会議事録:製本まで10ケ月かかり、開示請求しなければ閲覧できない。開示請求者には、文書の特定が要求される。ぞ…

風力発電と蠢く町政(104)

「裁判記録は重要じゃない」と中尾博憲は言った 四万十町久保川在住の山本たけし氏が、四万十町長中尾博憲を相手取って起こした裁判は、7月 4日に結審する。判決の言い渡しは、9月になるらしい。訴状は、「中尾町長から提案した議員報酬引き上げが違法であ…

風力発電と蠢く町政(103)

「文化的施設」は「子供の未来への投資」という題目 文化的施設構想が持ち上がったここ数年、髄文と図書館視察が繰り返されてきた。 四万十町議会教育民生委員会視察先:岡山県瀬戸内市民図書館、岡山県奈義町立図書館、島根県智頭町立図書館、土佐市立図書…

風力発電と蠢く町政(102)

学校が見せたがらないもの 学校訪問記(窪川高校編) 昨今の学校と行っても、実の所たった二つの地元四万十町の県立高校、窪川高校と四万十高校である。この2校は自分の出身校ではない。出身校は追手前高校である。ここも見せたがらないものがあった。授業で…

風力発電と蠢く町政(100)

少数民族・地元高校生の悩み(四万十高校編) 周りの大人がほっといてくれない、過干渉が過ぎる、じっと大人しく素直な良い子を演じる以外に道がないという諦念を持つに至った仮想四万十高校生のつぶやき ※入学すれば、早速地域の人から入学祝の「心のこもっ…

風力発電と蠢く町政(101)

「文化的施設」意見交換会 先月4月26日に文化的施設意見交換会が実現した。出席者は、私西原真衣、日野地の武吉廣和、貴子陶芸家夫妻、図書館協議委員金子仁氏、まちづくり応援団副団長石坂俊介、元町職員岸本英昭氏である。まちづくり応援団団長岩元寺住職…

風力発電と蠢く町政(99)

四万十町営塾を運営する「founding base 」注意喚起論 四万十町が町を挙げて存続に向けて公費支援している窪川高校と四万十高校の今年の入学者数は、窪川高校28名、四万十高校21名であった。高知県教育委員会高等教育課が設定した、「2年継続して入学者数が…

風力発電と蠢く町政(97)

「議会の見える可を求める陳情」全会一致で不採択 「見える可」がなぜそれほど嫌なのか、なぜこれほど頑なに抵抗しているのか。自信がないからである。自分の発言が記録され、晒され、批判されることが怖いからである。 実に厚顔である。議員の癖に言質を取…

風力発電と蠢く町政(96)

「選択的夫婦別姓の法制化を求める請願」不採択、賛成2、反対5 賛成議員:村井真菜、岩井優乃介、反対議員:味元和義、橋本章央、中屋康 昨日4月14日に四万十町議会総務常任委員会を傍聴した。「選択的夫婦別姓の法制化を求める請願」の紹介議員は村井真…

風力発電と蠢く町政(94)

覚えがめでたい人 私は昨今変じゃないかと思ったことが幾つかある。まず少し前のことになるが、教育委員会に傍聴に行ったら、会議資料として配布された教育研究所運営委員会の名簿に、教育委員の石碕豊史氏の名前があったのである。教育委員会とは合議体の執…

風力発電と蠢く町政(93)

図書館長内定とバカ町長の発情の因果関係 図書館協議会を傍聴した。「図書館員の皆様へ」というタイトルの私からの質問が、引用元資料と共に委員に配布された。協議会開催前日「質問状」を自分の意志で全委員に配布すると林課長に宣告していたので、早速先手…

風力発電と蠢く町政(90)

「静かにしろ」と言われた 過去の古巣である四万に十町議会に、「議会の見える化を求める陳情」を提出し、予想外に普通に受理され、おまけに付託された総務常任委員会の委員長緒方正綱議員から、「陳情趣旨の説明のため出席依頼」を受けたので、賛同者3名を…

風力発電と蠢く町政(89)

予算書を読む 知人から転送されたface book投稿者は、これまた知人の酒井紀子氏であった。「予算ってなにもの、ミクロからマクロまでの四万十町企画課政策監大元学氏による予算書講座第1弾開催予定」というような内容であった。会場は地域振興局2回で午後…

風力発電と蠢く町政(88)

体罰教員名は非開示 2月5日に高知地裁の藤倉徹也裁判官が下した判決に目がいった。高知県教育委員によってなされた「高知県公立学校の体罰事故に関する報告書」を開示請求した神戸大学馬場健一教授が起こした取り消し訴訟である。高知県教育委員会が下した…

風力発電と蠢く町政(87)

「ニーズ」って言うな ニーズという言葉がある。需要とか必要性とか普通の日本語ではダメなんだろうか。分からない。ところが行政職員は、外来語を好んで使う割には英語の素養がない。「それ何の略語ですか」と聞いて、即答できた行政職員を知らない。新しい…

風力発電と蠢く町政(86)

図書館から森喜朗発言を見る 森オリンピック組織大会会長発言の波紋は、広がっている。偶々今朝見たNHKのニュースである国会議員の稲田朋美が、「わきまえない女であり続けたい。」と発言書、女性国会議達が全員御揃いの白いスーツを着て登壇し、金子恵実衆…

風力発電と蠢く町政(85)

公社中島理事長敵前逃亡す 四万十公社の中島理事長を役場庁舎内で偶然見かけた。昨年公社12月理事会の結果説明を求めると、着信拒否した人物である。ここで逃がす訳にはいかない。是非ともここで着信拒否理由を聞かなくてはならない。捕まえなくてはならない…

風力発電と蠢く町政(84)

「個人情報保護」の本音と建前を探ってみる 1町職員の時間外手当議会質疑の事例 公務員の時間外手当、民間的には残業代に、未払いなんて有り得ないことは誰でも承知している。時間外を申し出るのは本人で、所属課の管理職が決裁し、時間外勤務を許可すると…

風力発電と蠢く町政(83)

商工会と森林組合の規約を閲覧しようとしたら 四万十公社の定款類を読もうとしたら、思わぬ抵抗勢力に出くわしたことを前回書いた。12月の理事会の協議事項として上程された(やっと)のだが、公社HP上への定款類の掲載が、継続協議事項となったらしい。今開…

風力発電と蠢く町政(82)

四万十公社の理事による着信拒否事件 四万十公社の今のあり方は、今計画されている複合文化施設がどのようなものになるかを強力に示唆してくれる生きた実例である。まずは、四万十公社のHPをご覧いただきたい。公社の使命、公社定款、公社組織図、評議会、理…

風力発電と蠢く町政(81)

(仮称)大藤風力発電事業計画の中止を求める請願 一部採択 12月17日四万十町議会第4回定例会最終日の朝、「請願一部採択」の総務常任委員会委員会報告書を一瞥して、なんともすっきりしない思いで一杯になった。1年もかけて審査した結果が一部採択とは、…

大藤風力発電から四万十町議会を見る(4)

風力質問に対する答弁に驚愕する 大藤風力発電質問第2弾、令和元年第3回四万十町議会 9月18日 今回も、たまげた答弁連発議会でした。見方によっては、議会は面白い。 岩井優ノ介議員:私は反対の立場から質問する。ドイツのZDFが作成した「風車から出る低…

風力発電と蠢く町政(4)

風力発電勉強会その後「環境派」の動き 去る9月18日に、「四万十町ふるさとの自然を守る会」は、9000筆を超える署名を、中尾博憲町長に提出した。以下は、四万十町ふるさとの自然を守る」のHPに記載された記事の抜粋である。 提出者の一行には、代表者の佐藤…

風力発電と蠢く町政(13)

風車模型現れ仰天する 昨夕、玄関先に突然現れた知人夫婦、何と、オリックス社の大藤風電事業計画立地予定地を中心とした、周辺地の模型(発砲スチロール製)を持ち込んで、見せてくれた。これを、役場本庁や大正振興局にも持参し、管理職に見せて説明したら…

大藤風力発電から四万十町議会を見る(3)

風力発電一般質問を初めて傍聴する 傍聴して、驚愕した、9月17日、令和元年第3回四万十議会定例会編 武田秀義議員:四万十町は四万十川で全国アピールしているではないか。ふるさと納税、東京事務所開設と移住定住、地産外商に観光振興(現在十和御成婚の森…

大藤風力発電事業から四万十町議会を見る(2)

風力発電中止を求める請願審査 請願紹介議員の武田秀義議員と村井真菜議員の説明、請願提出代表者佐藤さやさんの説明が済み、質疑応答が始まった。 下元昇議長発言 [町は、町有地を適正な価格で事業者に貸す意向であり、議決事案とならないので、特別調査委…

大藤風力発電から四万十議会を見る(1)

風力発電勉強会が開催された 大藤風力発電の勉強会に行って良かった。北海道から駆けつけてくれた市川守弘弁護士は、大規模風力の問題点を実に具体的に、分かり安く解説してくれた。以下が概要である。 四国は電気が余っている。発電した電機は首都圏へ送ら…